BROTURES ONLINEとBROTURES YOKOHAMA

実店舗の存在意義

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、BROTURES YOKOHAMAはウェブショップも兼任しているんです。
YOKOHAMAなんて言えば聞こえは良いですが、ここは横浜市神奈川区斉藤分町。かなりローカルに根付いているお店です。
立地が立地だけに、他の原宿や大阪、吉祥寺のようにお客さんがたくさん来てくれることはそんなにありません。

いやらしい話、実店舗だけではあんまり儲からないんです。
だから、と言うわけではありませんがウェブショップも運営することで僕らはオマンマ食わせていただいてる訳です。
実際、店舗の売り上げなんてウェブショップのそれに比べたら雀の涙。
数字だけを見れば、あってもなくても良い存在です。
むしろ、在庫を抱えるリスクや人件費などのランニングコストを考えれば、経営側からするとない方が良いのかもしれません。

じゃあ、なんでそんな僻地で10年近くも頑なに店舗を出し続けるのか。
様々な立場の様々な意見があるのですが、個人的に大事だなと感じることを2点ほどお話します。

 

ネットって便利ですよね。
知りたい情報が知りたい時に手に入る。家にいながら24時間買い物ができる。
ただ、ネットは有能であって万能ではありません。
僕は少し高いものを買う時まずネットで検索して下調べをします。でもこの段階では絶対買いません。
必ず売ってるお店に赴いて、その商品に長けているスタッフの方とお話ししに行きます。

例えばこないだ買ったフィルムカメラ。
ネットだと中古のせいか同じモデルで値段の差が結構あって、安いのでいいか。なんて思っていました。
実際に見に行くとファインダーの仕様が異なり、実際に覗いてみるまでわかりませんでした。
こんな感じのがいいんですよね〜。って話すと、ならこのカメラですね〜。なんて丁寧に教えてくれました。
ネットで完結してたら後悔するところでした。

自分がこれから使うものですから、少しでも自分の目で見て触って納得して買いたい。
もしこのカメラを扱う実店舗が無かったら他のお店で買ってたと思います。
現場レベルの声ってかなり重要だと思います。安けりゃいいってもんじゃないなって。

 

もうちょっとだけお付合いください。
BROTURES YOKOHAMAの近くには神奈川大学があります。
ここでよくある一コマを。
学生さん「なんか自転車の調子悪いんですけど見てもらえますか?」
僕「もちろん。どの辺がですか?」
学生さん「なんかガタガタするんです。あとちゃんと進まないっていうか。」
僕「なるほど、これネットで買いました?これならすぐ直りますよ。」
学生さん「本当ですか?やっぱり安モンはそれなりなんですね。。」

これが僕の中でなにより大切で、実店舗の存在理由だと思っています。
いわゆる「アフターケア」ですね。

できればそこの学生さんたちにも生涯補償であるリーダーとかを乗ってもらいたいのが本音です。
でもそれはなかなか現実的ではないですよね。
あまり予算のない方が自転車を買うとしたら、やっぱりネットで格安の完成車をご購入されることが多いです。
メーカーから中途半端な状態で届いたバイクをそのままお客様に出荷する。
そういうところに限って店舗を持ってないから、売ったらお終い。
実際にそれで困ってうちにいらっしゃる方も多いです。

薄利多売の利益最優先の商売が悪だ!なんて言うつもりはありません。それを求めている人も必ずいますから。
でも僕はそういう方針には疑問というか、抵抗を感じます。だってお客さんが困るのが目に見えてますもん。
他人の幸不幸にそんなに興味はありませんが、自分のせいで人が不幸になるってことは耐えられません。
それなら自分が売った自転車を目一杯楽しんでもらいたい。

そう考えると、幾らかのリスクを払ってでも実店舗は必要不可欠な存在なんだな、と感じます。
売り上げよりも大事なこともある。それがBROTURES YOKOHAMAの存在意義でもあります。
なのでピスト専門店なのに割りと関係ない自転車が常駐してたりします。

そんな大義名分を自分に言い聞かせて、今日もタバコをふかして皆さんのご来店をお待ちしています。タバコ吸わないけど。
気が向いたら遊びに来てやってくださいね。

toshi

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[BROTURES YOKOHAMAまでの道のりブログ]

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