気づけばいつもLEADERに乗っている話(上)

毎度です、大阪店のナルミです。
久しぶりすぎるブログにいささかキンチョー感は否めませんが
このタイトルのもと、3回くらいに分けて独り言じみたブログをお届けします。

「そう、気づけばいつもLEADERに乗っている」

タイトルのまま過ぎて説明も何もないんですが、お話していくのはこの内容。
どうぞのんびりティータイムでもビール片手でもCMの合間にでも
読んでみてもらえたら嬉しいです。では、始めますね。



BROTURESのメンバーの中で、
メカニックチーフなんてたいそうな肩書きをいただいてはいるものの、
何十年もピストバイクに携わってきたかといえばそうではありません。
何ならピスト歴だって全然長くありません。

10年以上ピストに乗ってトリックしてるアユムくんや、
高校生で出会ってからずっと乗ってるジュンキなんかに比べれば
その歴史は半分くらいなもんです。

昔話をするほど歳をとっているわけではありませんが、
僕がピストバイクに出会ったのは25歳くらいだったと思います。
たまに誰かのブログで書かれたりしますが、当時はバイク屋さんで見習いをしていました。

紆余曲折がありまして、その会社の自転車部門が立ち上がり、
一番下っ端の僕がお店を担当することをきっかけに、僕と自転車との歴史が始まります。

まずはお店づくりで、解体、清掃、ペンキ塗り、配線とか木工とか
バイク屋に入って、自転車屋になるかと思いきや、まずは内装屋さんから。笑

人生ではじめての経験でしたが、何でも自分で調べて何とかする的な考え方は
この時の経験ありきだと今は思えています。

さて、そのお店はというと
ママチャリからロードバイク、MTB、クロス、BMX、ピスト、
塗装から加工から、何から何までを請け負うオールジャンルなお店でした。

自転車のいじり方なんてこれっぽっちも知らない僕に、
当時の社長が与えてくれた師匠は、3枚のDVD。

「これ見てチャリ屋、よろしく」

人生でノートを取りながらDVDを見たのなんて最初で最後だと思います。

(確かこのDVD、あとMTB組み立て、ホイール組みの達人の3本)

その知識をベースに、実際の店頭での接客や作業、
カタログなんて片っ端から読んだし、手当たり次第のお店のWEBサイトも見倒しました。
追加して、カスタムバイク屋ならではの自転車知識みたいなのが追加されて
僕のメカニックとしての基礎になっている気がします。

そんな中で、バイク屋さんの先輩の一人が
「プロトンのNJSフレーム」で片道30キロ走ってくるツワモノで、
前輪にはH3、後輪はピカピカの42mmポリッシュリム。
ギア比は3超えで、交差点では信号無視上等でスキッドしながら帰っていき、
MASHの焼き増したDVDを貸してくれ
「誰がやばかった?」
なんて話で盛り上がったのは、僕とピストカルチャーが繋がった瞬間に他なりません。

「MASHのDVDで誰がかっこいいか」というのは挨拶代わりの話題のひとつでした。

一番人気はやっぱり”MASSAN”だったと思います。
デカイ黒人がストリートを真っ黒なエアロフレームでかっ飛ばし、
壁みたいな激坂を、おしりを浮かさずにスキッドする姿は違う生き物に見えました。

Massan… from john smith on Vimeo.、BGMもかっこいい)

あとは冒頭の”ANDY”も人気。
こちらもデカイ白人がブルホーンの先端握ってかっ飛ばしている姿が印象的で、
フロントの白いSPINのホイールが非常にかっこよかった。

そんな中、僕の目に輝いて見えた男はMASSANでもANDYでもありませんでした。


「Emi Brown」

この小柄なヒゲのおっちゃんが僕をピストに引きずり込んだといえます。

ステッカーだらけのH3、マットブラックのLEADER、
トラックハンドルの真ん中に手を置き、背筋は伸ばして、腰を据え、
スピードもすごけりゃ、距離だって走るし、お手本のような左右への中スキッド。

当時の僕はこう思います。
「まずはこのLEADERってやつに乗るぞ」

 

―続く。

 

763(narumi)

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