ピストに万人受けは必要ない。

有難いことに近頃はピストバイクでも完成車というものが沢山あります。
メーカーから既に1台組み上げられた状態で販売されるコスパの良い1台。
一般的に自転車を買うって言ったらこの完成車を買われる方がほとんどでしょう。

でもピストって昔は完成車なんてほとんどなかった。
乗ってる人も少なかったし、イメージも良くなかった。だからメーカー側もあんまり力を入れてなかったんだと思います。
ピストに乗るなら一からパーツチョイスしたオーダーメイドで組むしかなかったんです。
僕はこの「バラ完」にこそピストの魅力が詰まっていると考えています。


ピストを選ぶ人って皆とはちょっと違ったモノがいい。なんて少し捻くれてる人が多い気がします。
溢れかえる自転車の中からニッチなピストを選んだのもアナタのセンスだし、そこからどんなバイクを選ぶのかもアナタ次第。
せっかく自分の「好き」を選べるセンスがあるのなら完成車で済ませてしまうのはすごくもったいない。

この735TRはバラ完で組んだ1台。
最近ではめっきりオーダーが少なくなってしまいましたが、735TRのバラ完が1番ワクワクします。
ピスト黎明期から未だに人気のある数少ないブランドですし、カッコいいもんはカッコいい。

インパクトのあるカーボンホイールとかで組まれがちだけど、細部までこだわるとこんなにも美しく悪魔的。
完成車みたいにオールブラックでまとめてもいいけど、僕はこんなシルバーが映えるカスタムが好きです。
だってバラ完じゃないとここまでできないし、乗り心地も完成車とは雲泥の差。


バラ完には同じ1台はありません。
オーナーのアイデンティティが濃厚に反映されるからです。
だから昔のピストってあんなにもゴチャゴチャしててまとまりがなくて魅力的。
ピストのカルチャーがどこか掴みどころがないのは、そんな強烈な個性がごった返して形成されたからだと思います。

ピストは普遍的である必要はないし、万人受けなんかしちゃったら面白くない。
「ピストを日本のカルチャーに」
これがBROTURESの企業理念ですが、僕はピストの文化を希釈してまでそうしたいと思いません。
誰でも気軽に手を出してすぐに飽きられるような普通の自転車にしたくないんです。

確かにバラ完はいろいろとハードルが高いです。
お客さんのその負担を少しでも軽くできるように僕らがいます。
知識や技術の面ではメカニックが、金銭的な面だと低金利のバイクローンなんてものもあります。


ピストを頭のテッペンからつま先まで楽しみたいなら断然”バラ完”がオススメ。
ピストに対する理解も深まるし、愛着もひとしお。だって他に同じバイクなんてないんだから!
自分のアイデンティティを濃厚に反映したピスト。こんな楽しくて嬉しい自転車なかなかありません。

ピストにはバラ完って組み方があるんだってことだけでも覚えてもらえたら嬉しいです。
もし少しでも興味が沸いてきたのならお気軽にご相談くださいね。

toshi

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