ENVE であるということ

ENVE COMPOSITES(エンヴィコンポジッツ) 物語1

北アメリカ大陸の西部寄りに位置する、ユタ州オグデン。
アメリカが西部開拓時代、山掘ったらザクザク金が出てくるゴールドラッシュと共に大きくなった街。
採掘した資材などを鉄道で移動させるハブとして古くからあり、
その後も東西南北へ向かう旅客鉄道の要衝としてオグデンは栄えていきます。

「オグデンに来なければどこへも行けない」

そんなスローガンがあったほどにこの街は多くの鉄道乗り入れがあり、
その機能上、大規模な車両基地を備えていました。
その名残は今でも地図で見て取れますね。


(真ん中がENVE本社、東側、線路いっぱいです)

時代は戻ってきて、現在、
アメリカ国内の長距離移動は鉄道よりも航空機が主軸になり、
昔ほどの規模と必要としなくなった車両基地が空き地に変わっていきます。
その広大な跡地を買い取り、2014年、ENVEは今のオグデンに大規模な生産拠点を生み出します。

彼らの持つ敷地面積は、ザ・アメリカって感じの大型トレーラー100台も余裕で収容可能なのだとか。(代理店の人いわく)

(そうそう、こんなやつ)

本社入口にはENVEスタッフ達の自転車がずらりと並び、
整備スペースもあり、いつでも自転車に触れられる環境にあります。

そんな本社兼生産工場は彼らの全てが詰まっているまさに基地。
商品の企画、開発、金型製作からアイテムの生産、強度実験、製品チェック、ホイールビルド、テスト走行。
全ての工程がアメリカから出るどころかオグデンの中で完結されます。
そして200人以上いるスタッフの多くはライダーであり、最も厳しいENVE愛用者。

彼らが本気を出すと、企画からサンプルを仕上げるまで最短5日。
月曜日に企画したリムが、週末には近所の山道で、荒地でリアルなテスト走行され、次の月曜には修正案が持ち寄られる。

自転車界で大きなシェアを持つ中国のカーボン工場では、
この工程は半年以上かかり、製品化するまでは実に1年以上も要すると言われています。
このスピード感でノウハウと技術を蓄積してきたENVEだからこそ
多くのライダーから絶大な信頼を得ていると言えます。


(SES リム 内部)

普段目に見えない部分の美しさ、真のこだわりを持った技術でしか表現できないクオリティ。
独自の製法による、高強度、超軽量、高剛性、エアロ効果の実現――次回はその辺のお話をしたいと思います。

 

NARUMI

BROTURES OSAKA
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