The catcher in the workshop

だいぶ遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。少しばかりご無沙汰しておりましたが、新年一発目の”The catcher in the workshop”

今夜はタイヤのお話です。

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皆さんは今どんなタイヤを履かれていますか?タイヤは地面と接している唯一の箇所で、最も交換頻度の高いパーツです。乗り味(固い、柔らかい、食いつく、転がる等)にも分かり易く影響する部分でもあります。

今回のテーマはピスト屋らしく、リアタイヤの”耐スキッド性能”という角度から見ていきたいと思います。だいぶ持論に近いお話になりますが、このお話が皆さんの最適なタイヤ選びの参考になれば幸いです。

 

まずはクリンチャータイヤの基本構造から

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タイヤは大きく分けて4つの要素で構成されています。この図は車のタイヤなので分かりにくいかもしれませんが、、

1)カーサス(ケーシング)、c)サイドウォール、d)ビート、a)トレッドの4要素です。

“ケーシング”は繊維で出来たタイヤの骨組みで繊維の本数が多いと強度と耐パンク性などが向上します。繊維の本数はTPIという単位で表されていてパッケージにも記載されているのでチェックしてみて下さい。因に高TPIになるほど高価になります。

“サイドウォール”はタイヤが最もたわむ部分で、スムーズに屈曲する事で衝撃や遠心力に耐える役目を持っています。ゴム壁とスキン壁があります。ContinentalのDuraskinなんかでお馴染みのやつです。

“ビート”はタイヤとリムを固定させている部分です。

最後に”トレッド”

トレッドは地面と接する部分で、グリップ力や転がり抵抗に影響します。無論スキッド(滑る、止まる)にも影響しますし、スキッドする人の場合トレッドの寿命がタイヤの寿命となる場合がほとんどです。

次にタイヤの性能に関してですが一般的にこんなグラフで表されます。

 

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これはお馴染みのMICHELIN PRO4のグラフです。各メーカーが各々で作っているので一概にはいえませんが、大まかにグリップ力、転がり抵抗、トレッドの耐久性を表しています。

では”耐スキッド性能”の高いタイヤはどんなタイヤなのか、考えてみたいと思います。

スキッドは地面とタイヤの間で激しい摩擦を生むトリックです。従って”耐スキッド性能”の高いタイヤとは(こっから持論です。)ハードなスキッドにも耐える高い耐摩耗性を持っているとか、何度となく削られても無くならないトレッド寿命があるとか、そんな類いのタイヤを差すのだと思います。またグリップ力の高いタイヤはスキッド距離が短くなる為、結果的に摩耗を抑えられる可能性もあります。

トレッド寿命×耐摩耗×グリップ力

ここら辺の”バランス”が肝ではないかと推測されます。

例えば、グリップが強く耐摩耗性も良いタイヤとされていても、トレッドが薄いとその分早く繊維が露になってしまいますよね。

そんな感じでイメージしてもらえると幸いです。

耐スキッド性能のみで考えると、上記の要素のバランスの取れた(ある意味バランスの偏った)タイヤをおすすめします。

 

例えばかつての王道Randonneur

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トレッドが無くなると赤いバンドが顔を出す、何故だかアメリカのリアルっぽさを感じさせてくれるタイヤです。減っても無くならない分厚いタイヤというイメージですね。

 

最近のイメージだとthickslickも面白いかもしれませんね。

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トレッドが厚くてグリップが強く、なかなか減らない印象です。乗り味もマイルドで優しいタイヤです。

ご参考になりましたでしょうか?

 

てな感じでご紹介しましたが、、、

耐スッキド性だけでは語れないのがピストのリアタイヤです。

夜もふけて参りましたので、続きはまた明日かあさってに。

次回は走行性能やコストも踏まえまして、おすすめのタイヤをご紹介いたします。

ではまた。

 

JUNKI

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