ハンドルのお話が多いですが、今日もハンドルのお話でお付き合い願います。
この間はNITTO B840 SSBをご紹介、焦点をグッと絞った内容で書かせていただきました。
本日はもっと広げた話。ハンドルの形状とその用途について、ハンドル選びの参考になればと。。

ピストとのご縁が深い、TRACK DROP。所謂トラックバイク用のハンドルになります。
ピストの専門店である僕らからしたら最も馴染みのあるハンドルなわけです。
トラックレースなどで使用するため基本的にはハンドルの下部を握ります。
街乗りには少々不向きな面はありますが、グッと曲がったこの曲線が美しく、ファンも多い。
トラックドロップのおすすめはこの2本。

数少ないトラックドロップの中でもオシャレかつ軽量に優れたのがDEDA PISTA DROP BAR。街乗りカスタムにトラックドロップを入れたいのであればこれで間違いない。

NITTO B123AA DROP BAR
NJS認可された正真正銘のトラックドロップ。
クロモリフレームに合わせるならこのハンドルでしょう。競輪バイクをインスパイアするのならこのハンドルは欠かせません。

お次はROAD DROP。ロード用のドロップハンドルは長距離を走行すために設計されているため、グリップポジションが複数あります。
トラックドロップとは違い、上部はフラットになっているため、上体を起こしてリラックスして走行することができます。
DOSNOVENTAのコンポーネントにもロードドロップがあるように、ここ数年はピストにもロードドロップが主流となっています。

デザイン性がいいのか、カーボンハンドルっていうのがロマンを感じさせるのか。どれにせよ、今特に人気が高いのがDSNV DROP BAR。
ストリートシーンを駆け抜けるレース仕様のカスタムにはこのハンドルの右に出るものはいないでしょう。

DEDA ELEMENTI ZERO100 DROP BAR RHM Silver
DEDA ZERO100の限定カラーであるシルバー。今もっともホットはドロップハンドルで注目度の高いハンドルです。
シルバーカラーで染めたいカスタムバイクにはぜひ使ってほしい。
こちらはブルホーンバー。牛のツノのような見た目からからその名がつき、インパクトのあるクールなハンドルです。
タイムトライアル用に使用され、先端を持つことで深めの前傾姿勢が確保でき、空気抵抗を減らすことができます。
ブルホーンもグリップポジションが複数あるため、長距離ライドから街乗りまで幅広く使われています。

ピストでブルホーンを備えるなら、行き着くとこはみんなここでしょう。
DABARはカーボン素材で機能性はもちろん、ルックスは抜群。車体をクールに仕上げるのならこのハンドルで決まりです。

DEDA ELEMENTI CRONONERO LOWRIDER
アルミ素材でコスパ良きなブルホーンバーならCRONONERO LOWRIDERがいいでしょう。
ドロップされた形状でエネルギッシュに攻め立てる車体にピッタリです。

NITTO RB-010 Bullhorn Bar
クロモリフレームに合わせるならRB-010。
スタイリッシュなルックスに仕上げ、シティよりのバイクにちょっとしたアクセントにはもってこいのハンドルではないでしょうか。

最後はご存知のライザーバー。
街乗りから、トリック仕様のバイクには特にピックされやすハンドルです。
ライザーバーの特徴は安定感があり、上体を起こしてリラックスして走行することができます。
また、ライズ高さ、バックスウィープ角はハンドルによって異なるため、自分の好む形と姿勢に合わせて選びます。
女性の方もハンドルをライザーバーにするだけで恐怖心が軽減できると思いますよ。

軽量かつマットな仕上がりのライザーバーB840。
僕推しのハンドルは言うまでもない。ストリートカスタムにぜひ合わせてほしいハンドルです。

復活したばかりのDEDA STREET ISSIMO。
ハイライズ、ナローワイドのニッチなライザーバー。
"あの頃"を思い出すクラシックスタイルにはもってこいのハンドルです。
見た目、用途、選びかたは様々ですが、ハンドルカスタムに手を出さないのは一番ご法度!
紹介したハンドルは一部ではあるので気になるハンドルがありましたらぜひお問合せください。
いろんなハンドルを試し、いろんな冒険をして、もっとピスト深みに浸ってみてください。
mittz