ギア比とスキッドポイントのこと知ってますか?

2021.06.22
Yokohama

ピストバイクに乗っている、乗り始めたのなら、「ギア比」「スキッドポイント」は、はじめに覚えて置いて貰いたい知識です。

まず「ギア比」

これは「ペダルを一回転させた時に後輪が何回転するか」を示すもので「チェーンリングの歯数÷コグの歯数=ギア比」となります。例えば、チェーンリング(48T)、コグ(16T)の場合→48÷16=「3.00」となり、ペダルを一回転させた時に後輪はピッタリ3回転します。

よくいう「ペダルを踏んだ時の重さ」でもあります。

同じギア比でも感じ方は人それぞれなので、自分に最適なギア比を見つけることから、ピストバイクとの付き合いが始まります。一般的な街乗りのギア比は2.7〜3.1くらいですが、自分の脚力に対してギア比が大きすぎると踏めないし、小さすぎても、物足りない。

自分にちょうどいいギア比を見つけることが大切です。下にギア比表を添付しますので、ご自分のギア比をチェックしてみて下さい。

そして「スキッドポイント」

まずスキッドというのはピスト特有の固定ギアの性質を活かしたドリフトのようなトリックです。

「スキッドポイント」は「同じペダルの位置でスキッドをした時にタイヤが何箇所削れるか」を示したものです。上記のギア比3.00はペダル1回転に対して後輪がピッタリ3回転しますのでスキッドポイントは「1」。タイヤの一箇所だけ削れます。スキッドポイントが多いほどタイヤを満遍なく消費できるので、タイヤの寿命を目一杯使うことができます。つまりスキッドポイントは単純に多い方がいいです。

スキッドポイントの計算は少しややこしいので、下の早見表を参考にして下さい。

そして、上記の「街乗りに適したギア比(2.7〜3.1)でスキッドポイントが10以上あるチェーンリングとコグの組み合わせ」を表にまとめました。

青になってる所がオススメのギア比という事になります。

17Tのコグが最も使い勝手が良く、最適なギア比を見つけやすいと言う事がおわかりになりますでしょうか?

「自分にちょうどいいギア比」を探すことは、何度かパーツを変えてみる必要があります。

なるべく手数少なくゴールするには

①コグを17Tにする

②チェーンリング大きくする(小さくする)

この順番がいいと思います。

ちなみにピストバイクの完成車でよくあるギア比"48T/16T"の組み合わせはギア比3.00でスキッドポイントは1です。もしこのギア比の完成車をそのまま乗っているのあればまずコグを17Tに変えて下さい。

そうすると組み合わせは48T/17T。ギア比2.82でスキッドポイントは17。スキッドのコツをつかむには少し軽めのギア比がいいでしょうし、タイヤの寿命も充分に使い切ることができます。そして、17Tのコグを手にしたら、今後変える必要はなくなります。ずっと使い続ける可能性が極めて高い。なので、少し品質の良いものを永く使って貰いたいです。

オススメのコグをご紹介します。

EURO-ASIA DLX

ド定番のコグです。歯数のラインナップがエグいです。

EURO-ASIA SUPERSTAR

DLXにクロムメッキを施したモデルです。値段が倍になりますが、DLXよりも使っている人が多いです。メッキすることで耐久性はもちろん良くなりますし、チェーンがスムーズに動くようになります。

EURO-ASIA GOLDMEDAL

DLXにコーティングにさらにゴールドメッキを施したモデルです。値段は3倍になりますが、3倍調子いいと思ってください。歯数によって異なるカラーの墨入れがしてあるスペシャルバージョンです。

digiriit TRACK CARBON COG

彗星の如くトラック界に現れ、瞬く間にその名を世界に知らしめたブランドDigiritのカーボン製トラックコグです。メーカー曰くトラック競技の選手が練習でギア比5とかのセッティングで数万キロ漕ぎ続けて摩耗なし。そして無音。

NOVACORONA TITAN COG

最近人気のチタン製のコグです。極限まで肉抜きされたその重量はなんとEURO-ASIA GOLDMEDALの半分以下。

コグの取り付けには専用の工具が必要です。ピスト乗りなら必携の1本。

SHIMANO SPROCKET REMOVAL TOOL TL-SR22

ぼちぼち固定ギアにも慣れて、スキッドやってみたいなって方や、挑戦してみたけどうまく出来ない方。また今のギア比が物足りなかったり、重すぎる方。他の店舗さんで買った自転車でもぜんぜんウェルカムなんで、ぜひぜひお気軽にご相談ください。

JUNKI


BROTURES Yokohama
ブローチャーズ横浜

西海岸のガレージをコンセプトに、リーダーバイクを始め世界中からセレクトされたピストバイクをが所狭しと並べられている。 ただの自転車店ではない、様々なカルチャーの発信するルーツがここに。 感度の高いメカニックもいるので安心。

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