誤認が多いピストバイク。選ぶ前に知っておいて欲しい事。

予算は5万円から30万を超えるものまで。 素材はアルミ、スチール、カーボン。

クラシカルなモノか、レーシーなモノか。 色は?形は? ピストバイクを選ぶ上で必然と頭を悩ませる事はだいたいこんな感じ。

①メインで乗る環境を想定して購入する

通勤/通学なのか、休日用なのか、トレーニング用なのか。

自分が自転車を利用するシーンを予め想定しておく事で失敗の無い一台が手に入ります。

例えばギア比。ピストバイクに乗る魅力の一つでもある"シンプル"が故に、ギアは一つのみとなっています。

そこで坂道も無く真っ直ぐな道を乗るのか、または坂道が多く信号も多い大都会で乗るのか。 その道の特性だけでも教えてもらえれば適切なセッティングで自転車を提供することが出来ます。

単純にギア比が重ければ坂は辛いし、軽ければトップスピードが伸びず、いくら漕いでも進まない自転車になります。

このようなセッティングに関しても初めての方は絶対にわからないと思うので、スタッフが親身になってご教授いたします。

②初心者用/上級者用という括りは特に無い

原宿店では月に60台、多い時で100台近くの自転車を毎月販売しています。

その中でも圧倒的に多いお話が「初心者だからまずは一番安いやつを、、、」

これが間違っています。 もちろん人によってご予算は様々なので、一概に否定する事はできません。 しかし、BROTURESで取り扱っている代表格のLEADER BIKEは10年先も新車同然に乗れる乗り物です。

そしてコレクターというカテゴリーを除いたら、正直、何台も何台も買うものではありません。

それを踏まえ、肝心な最初の1歩を満足のいく、納得のいく一台で選んでもらいたいというのが本音。

初心者の方だって前後カーボンホイールで仕上げた735TRに乗るべきだし 正直エントリーモデルだから乗りやすい、ハイエンドモデルだから乗りにくいというのは誤認です。

むしろ初心者の方のほうがハイエンドモデルに乗った時、上達が早いです。

③ピストバイクはパンクのしやすい乗り物では無い

これも誤認が多い項目。 確かにタイヤの太さは細く、それまでママチャリしか乗ったことがない方からしたら「ほそっ」って思われるのも当然。

その華奢な印象から"パンクしやすい"という誤認が生まれているそうです。

パンクの主な原因として挙げられるのが空気圧の低い状態での走行。 しっかり空気を入れていない状態で街中を走ると、タイヤやチューブに当然ながら負担がかかります。

そこでパンクが起きるわけです。

これはママチャリ、ロード/クロスバイク、オートバイ、全部共通です。 よってピストだから、とでは無く乗り物全般、太い細い関係なく、適切な空気圧で乗ってあげることが重要です。通常1週間に1度、最低でも2週間に一度は空気を必ず入れてください。

その事を前提とした上で"ピストバイクがパンクしやすい"というのは誤認だと断言します。 補足ですが、もちろんピストバイク特有のスキッドなどはタイヤの消耗を一切無視したトリックなので、ご了承ください。笑

その他わからない事など丁寧にスタッフが一からご相談に乗らせていただきます。 わからなければ躊躇なく、お気軽にお尋ねくださいませ。

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