新品では出会えない。個性で選ぶUSEDピスト3選。
BROTURES 4店舗の中で唯一、USED商品を常設している吉祥寺店。
中古のカスタムパーツはもちろん、フレームセットや完成車も日々入れ替わりながら店頭に並んでいます。
「中古」と聞くと、まず思い浮かぶのは価格のことではないでしょうか。
もちろん、価格を抑えて上位モデルを狙える事も中古商品の大きな魅力。
ただ、もうひとつ。
「新品では手に入らない一台を見つけられる」
という魅力があります。
既に廃番になったモデル、当時しか存在しなかったカラー、極わずかな本数しか作られなかった限定モデル…などなど、新品の商品から探すのとは少し違う、USEDならではの面白さ。
現在店頭にある中古車体も、まさにそんなものばかりです。
TYRANT BIKES LEGACY|“ネオクロモリ”を楽しむ

Model year 2022
カスタム完成車:¥154,000 (TAX IN)
LEADER創設者のSal Lombroso、Pedal Consumption創設者でKAGEROのデザイナーでもあるPatrick Thames、MASH SFのオリジナルメンバーEmi Brown。
それぞれが自転車業界で培ってきた経験と知識を持ち寄り、LEADER 722TSをアップデートする形で生まれたのがLEGACYです。
「LEGACY」とは、直訳すると“遺産”。
父親が自らの知識や経験を子へ伝えるように、自転車を通じて得た経験も次のライダーへ受け継いでほしい。そんな想いが、この名前には込められています。

フレームには、しなやかさと強度を兼ね備えたシームレス4130クロモリ・ダブルバテッドチューブを採用。楕円形状の特注パイプや、ハイドロフォーミングによる特徴的なシートチューブのカットアウトなど、クラシックな丸パイプのトラックフレームとは一線を画す、LEADER・TYRANTらしいモダンな造形が取り入れられています。
言うなれば、“ネオクロモリ”なピストフレーム。

最大35cのタイヤクリアランスに加え、ボトルケージ、リアラック用のダボ穴も装備。使い方を現代仕様へ広げながら、380mmの短いチェーンステー、945mmのコンパクトなホイールベース、75°の立ったヘッド角によって、走りの軸にはピストらしい機敏さを残しています。
クロモリの乗り味は好きだけど、クラシックな方向より、クイックな走りと現代的な使い勝手を求める人におすすめです。
今回はハンドルと前後タイヤがカスタムされた完成車状態での販売。まずはそのまま乗り出し、自分の使い方が見えてきたところから少しずつカスタムしていけます。
ENGINE11 CRIT-D Chas model|レース由来のスピードを楽しむなら

ENGINE11 CRIT-D Chas model (M / C-T530mm)
Model year 2025
FRAME SET:¥132,000 (TAX IN)
カスタム完成車:¥367,235 (TAX IN)
伝説的ピストクルーMASHのメンバーとして知られるChas Christian(チャズ・クリスチャン)と、LA発のトラックバイクブランドENGINE11による限定コラボレーションモデル。
ChasはMonster TrackやRed Hook Critで活躍し、Trackcrossでは全米チャンピオンを獲得。さらにCinelli × MASHのPARALLAXやWORKの開発にも携わるなど、レースとストリートの両方から固定ギアカルチャーに大きな影響を与えてきたライダーです。

CRIT-Dには、そんなChas本人によるハンドドローイングをフレーム全体に配置。世界限定300本、日本国内への入荷はわずか20本。レース、ストリート、アートという彼のバックグラウンドが、そのまま一台に落とし込まれています。

フレームには6069-T6トリプルバテッドアルミ、フォークにはフルカーボンフォークを採用。73.5°のヘッド角、45mmのフォークオフセット、969mmのホイールベースを持ち、クリテリウムを想定したレーシング色の強い設計です。
実際にレースへ出るかどうかに関係なく、レースで磨かれてきたアルミトラックのスピード感を楽しみたい人におすすめです。
フレームセット¥132,000、掲載しているカスタム完成車仕様では¥367,235。走りだけでなく、Chasが歩んできたレース、ストリート、アートの背景まで含めて所有できるのも、このモデルならではの魅力です。
MASH STEEL 2018|道を選ばず遊びを広げる

MASH STEEL 2018 (Black Chrome/C-T570mm)
Model year 2018
FRAME SET:¥198,000 (TAX IN)
CUSTOM COMPLETE:¥399,168 (TAX IN)
CINELLIとの共作で、8年間にわたりWORK、BOLT、HISTOGRAM、PARALLAXなどを生み出してきたMASH。2018年、彼らが初めて完全自社設計・製造したフレームがMASH STEELです。
約3年間、ダートとストリートの双方で開発とテストを重ね、クラシックなトラックジオメトリーをベースに、最大38cのタイヤクリアランス、2ヶ所のボトルマウント、着脱可能なブレーキマウントなどを装備。

390mmのチェーンステー、54mmのBBドロップ、74.5°のヘッド角と、LEGACYほどクイックな方向へ振らず、組み方に大きな余白を残しています。
細いタイヤでストリートを走るのか、太いタイヤでトラクロやグラベルへ入るのか。ひとつの完成形に絞らず、カスタムしながら走る場所も遊び方も広げていきたい人におすすめです。

そして今回入荷したのは、2018年のファーストモデルに設定されたBLACK CHROME。フルクロームメッキの上からブラッククリアを施したこのカラーは世界限定120本、アメリカ国外では日本のみで販売され、その後再発売されていません。
走る場所も組み方も自由に広げられるMASH STEEL本来の面白さ。その上に、2018年のBLACK CHROMEという今では選べない仕様と、今回の個体ならではのパーツまで重なっています。
フレームセット¥198,000、掲載しているカスタム完成車仕様なら¥399,168でご用意しています。
新品にはない一台を、自分で見つける。
現代仕様のクロモリトラックとして楽しめるLEGACY、レース由来のスピードを味わえるCRIT-D、カスタム次第で遊び方そのものを広げられるMASH STEEL。
同じピストバイクでも、設計思想や走りの性格、背景まで含めて、3台の魅力はそれぞれ異なります。
さらにUSEDなら、年式やカラー、限定モデル、その個体に組み込まれたパーツまで含めて、現行モデルだけでは選べない選択肢まで候補に入ってきます。
今回紹介した3台も、すべて新品では同じ仕様を選ぶことができないものばかり。
ぜひ吉祥寺店で実車を見比べてみてください。
気になる車体やサイズ、カスタムについては、店頭はもちろんLINEからもお気軽にご相談ください。
BROTURES KICHIJOJI
Miya
