初心者のためのホイールカスタム講座(甘口)
初心者のための甘口カスタム講座。前回はギア比について書きましたが、割りと好評賜りましたので調子づいて第2回です。
LEADER BIKES 735TR COMPLETE ¥185,000-
とりあえずはじめは完成車から。よいと思います。スペック的には問題ないし、充分に楽しんでもらえると思います。
がしかし、やっぱ個性をだして乗りたくはありませんか?
完成車のもう一つの欠点は量産型であるってことです。
絶対に人と被る。
僕らのようなシティユーザーに何が必要なのか?安全快適に乗れて、カッコよく、オリジナリティある自転車ってことでしょうか?
やはりオリジナリティを目指すとするとホイールのカスタムは避けては通れない。
きっと皆さんもいつかはカスタムしたいなって思ってるはず。
ホイールの説明は藤本の方が詳しいのだけど、あいつのブログ分かりにくいでしょ?「そういうとこだぞ。」
じゃあまず何を基準にホイールを選んだらいいんでしょう?
僕が考える要素は3つ。「性能」「コスト」「デザイン」
「性能」って言うのはザックリよく走って丈夫かどうか?
「コスト」は同じくらいの性能だったら安いほうがいいでしょ?ってこと
「デザイン」はホイール自体のカッコ良さもあるけど、自分の自転車に装着した時にカッコよく見えなきゃ意味がない。
僕的にはやっぱデザインが最優先。性能とコストが少しくらい劣っていたとしてもカッコいいホイールを選びたいなって思います。たぶん初心者の方と思いは一緒。「自転車を今よりカッコよくしたい!」入り口はそれで充分。
ざっくり見た目で分けるなら、「バトンやディープリムといったカーボン系」と「アルミリムを使った手組み系」に分かれると思います。
上の735TRに代表されるようなエアロ系のフレームにはやっぱりバトンやディープリムがよく似合う。
レースブランドのカーボンホイールはとにかくコストがかかる。その分、性能もヨダレが出るくらいに優れているんだけど、僕みたいな普通の人に手が出せる代物ではない。シティライドには贅沢、だけど、おすすめしない訳にはいかない。
だっていつの時代もピスト乗りはHEDのバトンに憧れるものだから。
フロント/BROTURES T3 PRO ¥100,000-
落とし所としてうちのオリジナルホイールはすごくいいと思う。
性能は耐久性重視で街乗りでも安心のスペックだし、コストも抑えている。なによりデザインがいいでしょ?僕も一枚噛んでるからね。笑
最近だと、こんな感じに組むならリアホイールはフロントのバトンとリム高を揃えるとカッコいい。だいたい40~60mmくらいが多いです。
そういいう意味じゃLEADERのL44もすごくオススメのホイールです。バランスの取れたボリューム感になりますんでね。
そうそう、なんでバトンとかディープみたいなホイールが存在するかと言うと空気抵抗に関係があるのだけど、文章にするのは面倒なので店頭で聞いて下さい。
最近は手組みのホイールも見直されています。
H PLUS SON AT-25 x PHIL WOOD ¥43,800~
手組みホイールの面白さはリムやハブを好きに組みわせて自分好みのホイールを作れること。
コストも2万円くらいから1本組めるので上記のカーボン系のホイールに比べるとだいぶ安い。
人気どころのリムで言えばH PLUS SON AT-25(通称アーチタイプ)。ボリュームあるところだとカラーも豊富な同じくH PLUS SON SL-42。
ココらへんがまずテッパンのリムであとはハブを何にするか?回転性能の高いDURA-ACEや耐久性も持ち合わせたPHILWOODが人気です。
どうしてもリム高が低くなるので、インパクトには欠るけど、永く使いたいなら手組みの方がメンテナンスやトラブル対応もしやすいのでおすすめ。
組み合わせはほんとたくさんあるのでスタッフに相談してもらうか、うちのECサイトにもサンプルが載ってますので御覧ください。
たどり着いたのはカーボンの手組み
さんざんカスタムしてきて、現状行き着いたのがカーボンの手組みホイール。
シティユーザーのための「性能」「コスト」「デザイン」が全て詰まってる。Fシリーズのリムはうちのオリジナルプロダクトです。わざわざオリジナルで作ったのには理由があります。
ハブとスポークの選択によって性能もコストもコントロールできますし、どんなフレームにも似合う。マジ卍なリムです。
考案した藤本に最敬礼(`・ω・´)ゞ
君もFリムのようになりなさい∠( ゚д゚)/
JUNKI
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