ピストバイク試乗会明日までですよ〜
まず!!!クロモリについてもう一回おさらいしましょう!!!
クロモリはアルミに比べて引張強度が大きい、すなわち同じ形状であればアルミに比べて強い(破断しにくい)材質だということがわかります。
次に、弾性係数(材料の伸びにくさ≒固さを表します)を見ると、
こちらもクロモリの値がアルミより大きくなっています。
以上より、クロモリは「固くて強い」、アルミは「柔らかくて弱い」ということになり、
一見すると、クロモリフレームのしなやかな乗り心地(振動吸収性に優れる)とは矛盾するように見えます。
しかし、自転車の特性は単純に材料の特性だけで決まるものではなく、
フレーム形状に大きく影響を受けます。
先ほどアルミは柔らかくて弱いと言いましたが、この弱いという欠点をパイプ直径を大きくすることで重量を増やさずに克服することができます。
そしてパイプ直径を大きくする(太いパイプを使う)と、強度が高まると同時に固く、曲がりにくくなります。
(質量が同じ細いパイプと太いパイプ・・・どちらが曲げやすいか想像してみてください・・・)
このことから、クロモリフレームには細く肉薄なパイプを使うことができ、
アルミフレームでは太く肉厚なパイプを使う必要があることがわかります。
そしてこのことが、一般的にクロモリフレームはしなりやすく振動吸収性に優れ、
アルミフレームは固く剛性感のあるフレームになると言われる理由です。
また、このクロモリフレームの「快適な乗り心地」という長所は体への負担軽減につながるので、
街乗り使用ピストバイク入門・初心者の方にとって扱いやすいく、乗りやすいと言われる理由でもあります!!
文書多くなったけど、言いたいことは