通勤用ピストとは。
爆発的な人気を生んだ”ロングライザー”
そのMTBライクな肩幅よりも広いハンドルに惹かれ、僕も近所を走り回るサブ機にはインストールしています。
友人とのライドや、短距離での走行だとポジションも楽に乗る事ができ、オススメのハンドルです。
でも通勤や、毎日の街乗りだとどうなの?というお声、最近良く頂きます。
もちろん人によって走る道や環境が違うので甲乙つけがたいのですが都内を通勤で走る場合”すり抜け”が重要になってきます。
自転車レーンが少しずつ普及しているとは言っても海外に比べると自動車側からの認知度は低め。
社員旅行でLAに行った時、どこへ行っても幅広の自転車レーンが用意してあり、走っている自動車からの自転車に対する配慮も素晴らしかったです。
しかし、とは言っても僕らが走るのは日本国内がメイン。
いきなり自転車レーンを広げろと声を荒げても中々難しいところ。
今回紹介するバイクはそんな交通量の多い場所での通勤、通学時に快適なセッティングのカスタムバイク。
ベースとなるのは新色をリリースし需要が高まっている”CINELLI TIPO PISTA”
CINELLI TIPO PISTA CUSTOM/¥120,940-(税別)
実はこの車体先日のブログでもご紹介した1台。
なんでまた?と言うのも個人的に自分が通勤車にブラケットブレーキを導入したってだけの理由。笑
ブラケットブレーキっていうのはコレの事。
CANE CREEK SCR-5C/¥5,940-(税別)
いまだに”ノーブレーキ”のイメージが強いピストバイクですが、最近需要が増えてるのがこのブラケットタイプのブレーキレバー。
せっかくブレーキを付けるなら格好良い方が良いに決まってますよね。
ブラケットの良い所はスピードを出し易いハンドルポジションにレバーが付く事によって走行性能を落とす事なく、安全にブレーキングを行える点。
あと、上で話した”すり抜け”ね。
ロードドロップの種類やサイズにもよりますが大体ハンドルの幅は乗り手の肩幅かそれ以下くらいが多いと思います。
広げている手の幅とほぼ同じなので減速する事なく快適に走れるのも魅力的です。
あ、あと自分で感じたブラケットの魅力は立ち漕ぎをする時でしたね。
ブルホーンを使った事がある方はわかると思いますがハンドルの先をグングン自分側に引きつけて走るあの感じ。
ちょっとした坂や漕ぎ出しの加速感は他のどのハンドルにもない爽快感を味わえました。
てな感じで実体験が主な紹介内容になってしまいましたが通勤で使うならブラケットかなりオススメです。
TIPO PISTAの特徴でもあるスローピング形状との相性もバッチリだと思います。
今回は僕のかなり個人的な見解が入ってしまいましたが担当のスタッフそれぞれに違うアンサーがあると思うので通勤用バイクを探す際は是非参考にしてみて下さい。
店頭はもちろん「○○の様な環境で乗りたい」とご相談頂ければ最大限ご希望に沿えるピストバイクをご提供させて頂きます。
ご用命の際は、ハンドルの形状だけじゃなく、ブレーキにも気を使ってくれたら幸いです。
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