気づけばいつもLEADERに乗っている話(最終回)
すみません、3回で終わらせられませんでした。 前回までの復習はこちらからどうぞ。 https://brotures.com/blogs/store-blog/125540 https://brotures.com/blogs/store-blog/126532 https://brotures.com/blogs/store-blog/127682
さてさて、 待ちに待ったKAGERO 2015。 バッチバチに組み上げて、ガンガン走ってたお気に入りだったのに いきなり盗難。まじ卍。 (画像・まじ卍のひと) なので盗難に遭ったお客さんの気持ちは痛いほどわかります。 あれ?。。。。あれ?どこ行った?の喪失感は本当にヤな感じです。 ロックはやってやりすぎることはありません。 余談ですが、ABUSのU字はロック界最強らしいです。 切断負荷は驚異の14トン。 油圧・電圧カッター(災害救助隊隊クラス)で切断可能。 持ち運びできる人力のハサミ(クリッパー)では切れない。絶対。 * 話を戻して、 僕は盗難された経験をふまえて、その後の対応や救済策など、 他のスタッフよりちょっとだけ詳しかったりします。 あとは、事故対応なんかも得意なので、不測の事態でお困りの際はご相談下さいね。 盗難されたKAGEROは今なお見つかっておりませんが、 落胆していてもしょうがないので、元サヤといいますか、 最も付き合いの長い「サンプルKAGERO」が再びの登場でございます。 この盗難の後遺症なのか 高価なカーボンパーツをつけるのが何となくイヤになり、 ペイントや加工で個性的で特徴的なパーツを選ぶように。 (画像・クラックペイントしたエアロスポーク) こんなペイントを依頼してみたり。 あまり好んで使わないライザーハンドルで乗り回してみたり。 わざと車体重くしたり、ギア比めっちゃ下げてみたりなんかも。 でもね、そんなじゃ続かないんです。 僕にとってのピストバイクは日常品と同時に嗜好品。 走るのしんどい・なんかアガらない・納得してない=乗りたくない。 「好み」なんてのは簡単に変わるもんじゃないですからね。 そんな中、LEADER BIKEからL44カーボンホイールセットが入荷。 3度のメシよりカーボンとか新しいパーツが好きなやつの大好物を我慢できるわけがない。 バカ、カーボンまっしぐら。すぐ買っちゃう。 やっぱり、ピストはこーでないと(自己完結) とか思ってると、訳ありで相棒”サンプルKAGERO”だけが吉祥寺転勤に。 さーて、いよいよ乗るピストがなくなります。 * 以下、自分探しの旅。 こっからはLEADERじゃないので、駆け足でご紹介。
LEADER 以外その1 (画像・KAGEROのパーツを載せ替えたGAZZETTA) 現在、大阪店長の「ふじもと(ふじP)」の CINELLI GAZZETTAを借り、人生で初めてクロモリ(鉄)フレームをちゃんと乗る。 「クロモリも悪くない、次はNJSでもオーダーするか」と生意気な感想を持つ。 結局まだオーダーはしていない。
LEADER 以外その2 台北を訪問したときオーナーの感じが良くて気になってたショップ。 ”KENDO”のオリジナルフレームを機会あって手に入れる。 ”SEEKER(シーカー)”って名前もかっこよかったし。 スチール、オーバーサイズパイプ、インテグラルHT、 フルカーボンフォーク装備のいわゆる「今どきスチールフレーム」 カラーも好きなパープル系。 このフレームはだいぶ気に入って万博公園とかまで流したりしてました。
LEADER 以外その3 KENDOオリジナルフレームが調子良かったので、他のも気になってお取り寄せ。 ”ORBIT(オービット)”って名前もカッコよかった(今回も名前)。 アルミフレーム+クロモリフォークというDOSNOVENTA モンテカルロ、 CANNONDALE トラックの廉価版みたいだけど、意外と乗り心地よくてまた気に入る。 このフレームは今でも持ってます。
LEADER 以外その4 名作「CERVELO T1」 また台湾ルートで、人生初のユーズドフレーム。 生産終了したものの、レース、ストリートでも今なお人気。 中古市場にも出回らないT1を手に入れる。 気づいたときには憧れの存在だっただけに、ブチ上がる。 そして、気に入りすぎた結果、 カスタムをやりすぎる。 カッコ良すぎて、大事にしすぎて乗れなくなる。笑 そんな感じで右往左往してたら、去年のKAGERO入荷になります。 「KAGERO入荷=乗らなきゃいけない」(ことはない) https://brotures.com/blogs/store-blog/99917 この時のブログにも書いたよーな気がしますが、 Sサイズの入荷が少なかったので、 ワンサイズ大きいMサイズをライザーで乗ることにしました。 このKAGEROは、現行のTYRANT KAGEROと中身は全く同じ。 正直、LEADERからこんなに軽くてレベルの高いフレームが出せるとは思ってませんでした。 例えばホイールカスタムで重量をマシマシにしてみても、 独特のカチッとした乗り心地は、これまでのKAGEROとは別物といえる感触。 前下がり特有の加速の良さ、狙ったときにピタッと決まるスキッド。 ハンドメイドなら「そのくらいできちゃいますよね〜」とか思えちゃいますけど、 KAGEROは工場生産。数量に限りはあれど量産型です。