必要か、不必要じゃなくて欲しいか欲しく無いか。
手組みホイールを組む中で組み手が「組み易い」と思うリムは個人差があるものの、精度が高い・硬いなど品質として優れている物が多かったりします。
それはアルミリムにしろ、カーボンリムにしろ同じ事。
アルミリムならEASTON R90,HED.BELGIUM,MAVIC OPEN PROなんかはもう鉄板級。
カーボンリムはリム単体販売って意外と無いんで比較が難しいですが、やっぱりENVEなのかなと思います。
その優れたリムの中から今日は今一度ENVEについて書いてみようかと。
まず、ENVEを知った時に大体の人が思うであろう「価格が高い」
これは扱っている僕らからしても高いと思う。けど、値段がつくにはそれなりの理由はあるし、まずはその価格に対しての理解はして欲しい。
まずENVEはアメリカのメーカーさん。
でもって最初に言っとくと高品質・高性能・高強度・軽量とリムに求められる物を基本的に全て兼ね備えているのがENVEです。
多くのメーカーが人件費の安い工場に注文して制作する中でENVEはアメリカにて制作。
それにも理由はあって、使用しているカーボンの種類が特殊です。
アメリカでしか取り扱えない軍需産業クオリティーの物を使用して制作しているリムがENVEです。
で、ENVEのリムで僕らも店頭にて扱っている"SES"(スマートエンヴィシステム)。
これは風の抵抗を考えて作られたリムであり、走行時に起こる風の流れを抑えることを考えて作られています。
リム単体販売の物でここまで考えて作られたリムってまぁ無いです。
それが高性能たる所以。
なんだかんだ言って、「軽いのに強い」ってのがENVEを有名にした最大の理由だと僕は思ってます。
ここを実現してくれているのはさっき書いた素材もそうなんですが、制作過程。
ENVEってリムを制作するに、それだけの為の特許を確保してます。
カーボンリムは基本的に型があってそこにあてはめてリム内部に風船のようなものを膨らませて形成した後にスポーク穴をドリルとかで開けて完成。
それが一般的な流れ。
ENVEにも型はあるでしょう。で、そこにはめ込んでリム内部から膨らまして成型。これは一緒。
けれどENVEはその膨らます時に使う物が特別な素材で作られているそう。特許関係なんでそこは知れ無いんですが。
でもって、スポーク穴をドリルで、、、って言う工程が無いのがENVE。
作る過程でその穴の位置さえも計算して作っているからこそ後で空ける必要がないわけ。
そうすることによってカーボン繊維を途切らすことがないので通常のカーボンリムより高いスポークテンションにも耐えることが可能となっているわけ。
これのおかげで組む際に何もビビらず組める安心感。
この文面でどれほどすごいかってのがすぐに伝わるなんて思え無いけど、このリムができるプロセスは相当なもんだってことです。
でね、よく皆さんが口を揃えたように「こんなすごいとされるリムが私にはたして必要なのか?」なんてことを言われるんです。
ぶっちゃけこの性能、強度なんて要りませんよ。
けども必要か不必要かじゃなくて、欲しいか欲しく無いかで考えたらいいと思います。
ピストだって別にママチャリあればいいし必要じゃ無いっちゃないんだから。
好きな物はとことん突き詰めて行けばいいし、せっかく良い物があって気になるなら性能云々でなく手を出してみればいいんです。少なくとも僕はそう思っちゃいます。
僕自身、ENVEの前身であるEDGEのリムを買いまして組みました。
昔の物といえど軽いし、組む時の組みやすさとか硬さはあります。それが今のとなればもっと上をいってます。
なんなら鳴海さんも。
大体みんなENVEの虜です。
大阪店はホイールに力をいれてるからこそ店舗にもリム在庫豊富に持ってます。
是非、このリムについてのご相談お待ちしてます。
「藤本の競馬予想」
前回の結果。
ハズレ。
簡単言うたらすぐ負けた。
今週のレースは 阪神 11R ローズステークス(G2)
ではでは予想はこちら↓↓↓
馬連、ワイドでいくかな。
ダノンきそうだけど☆印の馬だけで買おうかなぁ
フジ
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