WHEEL BUILDING

ホイール組みはチャリ屋の花形作業だと、昔どっかで聞いた事があります。 自転車を職業としない方の中でもご自身で自転車の整備、組み立てをされる方は多いのではないでしょうか?僕も昔はそうだったように、ピストは乗って楽しいし、いじっても楽しい。パンク修理はもちろん、専用工具を買って来てチェーンを変えたりパーツ交換をやってみるのも良いでしょう。 僕も学生時代は友達とお金を出し合って工具を買い、夜な夜な家でピストをいじって遊んでいました。当時のチャリ屋が怖かったって言うのもありますが、兎に角チャリ屋にはお願いせずにDIYでやっていた。それが楽しかった。 そん時、唯一お願いしていた作業がホイール組みでした。知識はもちろん、計算や経験そしてちょっと高価な設備がないと出来ない作業ですから。今思えば自分でやろうなんて冒険しなくて良かったなと思います。笑 最近では特にロードバイクがそうですが、完組ホイールが主流になってなかなかホイール組みを受けてくれる所も少なくなっていると聞きます。だけどピストは今でも手組が多いです。完組ホイールがまだまだ少ないっていうのもありますが、自転車にその人の個性が投影される手組ホイールは、ファッション性の高いピストだからこそ、今なお根強い人気があるんだと思います。 そんな感じで今日もホイール組みのご依頼で1本組ませて頂きました。手組ホイールはホイールを構成する4つのパーツをある程度自由に選択する事が出来ます。一番大きなパーツのリム、回転性を決めるハブ、それ繋ぐスポークとスポークを繋ぎ止めるニップル。拘ればキリがなく、また奥深いのが手組ホイールの魅力です。 個人的にホイール組みは好きな作業だし、お客様と手組ホイールの相談をしている時が一番楽しい。今年もたくさんホイール組めると良いなって思います。 ご相談はお気軽に。好みやご予算によってスピーク1本から、いろいろ相談乗りまっせ。笑
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