VITTORIA LATEX INNER TUBE
本日は殆どの人がそこまで拘っていないであろう部分、インナーチューブの紹介をしたいと思います。
VITTORIA LATEX INNER TUBE ¥2,200-(+TAX)
BROTURES OSAKAで購入・修理をする際に使用しているチューブはブチルチューブという物になり、材質はブチルゴムという化学合成ゴムでできています。
BROTURESに限らずですが一般的な自転車のチューブはこのブチルチューブという物です。
対して、今回紹介するチューブはラテックスチューブ。ラテックスは天然ゴムを使用してできているチューブになり、ブチルチューブと比較すると軽量です。
ラテックスのメリットとしてまずは「耐久性」。
ブチルチューブと比較し、軽量なためかパンクの心配をされる方もいますが伸度と強度はブチルより数倍あるので安心です。
ボールペンとかをチューブに刺しても結構伸びるのでなかなか穴が空いたりはしません。
そして「高反発弾性」。
反発弾性が高いことでタイヤの変形等にも即座に対応してくれ、とてもしなやかな走行が可能になります。
クリンチャーながらチューブラーのような乗り心地です。チューブラークリンチャーというタイヤもありますがそれとはまた全然違い、走行時の快適性は明らかにラテックスの方が上をいきます。
最後に「軽量」。
最初の方に少し触れましたがラテックスは軽いです。ゴムの厚みをブチルチューブに比べかなり軽減できるため軽量化ができます。
リムの外周部は軽くなることで走行時の乗り心地は快適なものへと変化しますし、加速もしやすくなります。
良いことばかり書いてますがデメリットも、、
それはガス透過率が高いこと。要するに空気の抜けがはやいってことです。ブチルチューブであれば一週間に一度程度空気を入れれば良いですがラテックスは一晩置いとけば一気圧は抜けますので2日、3日に一度は入れないといけません。
いつも使用しているチューブと比較すればコスト的に二倍程度はするので本当に"ちょっとした贅沢品"なラテックスチューブ。
それでも走るのが好きな方、空気圧管理は自分でできるよって方には非常に試してもらいたい商品です。
デメリットである空気の抜けなんて気にならないくらい乗り心地は変化します。
たかがチューブでって思うかもしれませんが個人的にはホイールを変えるよりも快適性を体感した記憶はあります。
一度お試しを。
フジ