僕なりにイイと思う物(2)
BROTURES OSAKAで良く売れる手組みホイールとしてH-PLUS SON ARCHE TYPE × PHILWOODであったり、
H-PLUS SON ARCHE TYPE × CYCROCのようにARCHETYPEをリムに使用したものが多いです。
ARCHETYPEを使えば軽く、お手頃なホイールを組むことが出来ますし、ハブにPHILを使えば耐久性のある良いホイールが出来ますからね。
それに加えて、EASTONのリムも最近は出ているように感じます。
言うならば、その辺が"定番"になっているんだろうと思います。
良いホイールの定義みたいなものって人それぞれ違うでしょうが、「軽量」、「耐久性」、「回転性」、「低価格」の4つの条件を満たしている物があるならばそれは最高なホイールだろうと思います。
そんなのはまぁ厳しいってのが現実。
けど、手組みホイールの需要が増えてきているので少しでもそれに近づけた物を作ってみようと考えてみました。
と、前置きが長くなりましたが今回紹介するホイールは僕なりに考えた"定番"としていけたらなと思うホイールです。
TNI AL22 × PAUL × SAPIM CX-RAY ¥75,000-(+TAX) ←前後セットでの価格です。
※フロント:¥36,500-(+TAX) リア:¥38,500-(+TAX)
フロントはラジアル組。多少軽量化が図れますし、なんかラジアル組好きなんですよね。
ハブには昨日も紹介しましたがPAUL。PHIL程は値段が高くないってのが良いとこ。
ぶっちゃけた話、PAULでなくてもDURAとかでも良いんですけど、USAな物はかっこつきますからね。
このホイールを組むのに使用したTNIのリムはARCHETYPEより重量も軽くて、価格がARCHETYPEの半分。
ホイールにとって外周部が軽いことはかなり重要な点ですからね。乗り味が軽くなります。
リムの硬さはARCHETYPEとかEASTONには劣るとこはありますが値段に見合った感じではあるなぁと感じてのセレクト。
スポークには徐々に使用率高まってきているSAPIM CX-RAY。
このスポークはブレードスポークであって、使用した理由は軽いとか空気抵抗削減とかではなく、個人的に良いと感じている部分は他のスポークに比べスポークテンションを高くできるのでしっかりとしたホイールが出来ること。
それに加え、スポークが折れるといった事が圧倒的に少ないこと。要するに耐久性を出すことが出来ます。
このリム、スポークを使用することで「軽量」、「耐久性」の部分を多少カバーしてくれます。
ちなみに、重量はフロント780g,リア825g。オリジナルカーボンホイール"SHRED"より200gは軽い仕上がりです。
最後に価格。
決して安いとは言わないけれど、良いスポークに良いハブを使用してこの価格に収まれば十分と思ってます。
比較的手に入れやすい価格かなと。
結構長々と紹介しちゃいましたが本当に「良い物」だと思うので実際に手にとって軽さや回転性を実感して欲しいと思います。
ま、寒さ故か人がお店に来ないってのもあってこのブログ量になったんですけどね、、、、
皆さん、待ってますよ。
フジ