二ヶ月後にクビになるかもしれない新人メカニック"最終回”

先日、キャンプに行ってきました。
キャンプ飯が楽しみなのですが、先日はキムチ鍋を食べました!
キムチの辛さと鍋の熱さで極寒に立ち向かおうとしたのですが、風が寒すぎてすぐテントに逃げてしまいました…

どうも、鍋奉行、冬将軍の前に散る!!Kickです。

前回はハンドルの取り付けとステム調整について書いたので、今回はブレーキの取り付けについてブログを書いていきます。
今回で車体も完成し、クビシリーズも完結です!!

ブレーキは日本の公道を走る上で欠かせない部品になっているので、BROTURESでも納車する際には前後ブレーキを取り付けて納車しています!
ブレーキに必要な部品は
➀ブレーキレバー
➁ブレーキキャリパー(ブレーキ本体のこと)
③レバーからキャリパーに力を伝えるブレーキワイヤー
の3つの部品で構成されています。

それでは、ブレーキの取り付けに入ります!

はじめに、ブレーキレバーから取り付けていきます。

ブレーキレバーはステムから左右が均等になるように取り付け、自分がハンドルを持った時にレバーを握りやすい位置に角度を調整します。

[フロント]

[リア]

続いて、ブレーキキャリパーを取り付けていきます。
ボルトが長い方がフロント、短い方がリア用のブレーキキャリパーです。
ブレーキキャリパーを取り付ける時にはブレーキキャリパーとフレームとの間にワッシャーが挟まれていることを確認して取り付けます。
ワッシャーを挟むことで、締め付けた際に、力が分散して車体に負荷がかかりずらくなります!

ブレーキシューには左右や取り付ける向きがあるのでブレーキシューに矢印がある場合はそれを確認しながら取り付けていきます。

最後に、ブレーキワイヤーを取り付けて、ブレーキの利きを調整します!

ブレーキワイヤーはブレーキアウターを車体に合わせて無理のない最短の長さになるように長さを決め、インナーケーブルをアウターに通してレバーとキャリパーをつなぎます。

ブレーキレバーを握りながらブレーキシューのリムに当たる位置を調整し、
ブレーキがしっかり利き、かつホイールを回したとき、リムにブレーキシューが接触しない位置にキャリパーのセンターを調整します。

ブレーキの取り付けが完了したら、仕上げの作業としてトップチューブ付近のブレーキワイヤーを結束バンドでくくります。
また、インナーケーブルの先がほつれないようにする、かつインナーケーブルの先で怪我をしないようにするために
ブレーキキャリパーから出ているインナーケーブルの先端にインナーエンドをはめて、ブレーキの取り付けは完了です。

ブレーキを取り付けたのでこれで安全に公道を走ることが出来るようになりました!

七回にわたりピストバイクの組み立ての工程についてブログを書き、自転車の完成と共に僕のクビシリーズも今回で終了です。

クビシリーズを書き始めた11月から気が付けば年をまたぎ2月になりました!
今のところ、クビにならずなんとか働かせてもらっています!
これも、クビシリーズを見ていただいた皆様のおかげです!長い間見ていただきありがとうございました!

吉祥寺店にご来店の際にはよろしくお願いします!!

それでは。

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