選り取り見取り
ついに実家からジンギスカンが届きました。
どうも、今日はもやしを買って帰りたいと思います。ミヤです。
さて本日は、こんなパーツにフォーカス。
について。
ホイールを構成する要素は、リム(輪)・スポーク(柱)・ハブ(核)とに分かれますが、
核となるハブがいかに「回る」かは、そのホイールのスペックに大変大きく関わってきます。
と言うことで今回は数ある商品の中でも
今、特におすすめのハブをいくつかピックアップしてみました。
PHIL WOOD low flange track hub (color anodized)
Front ¥36,300(TAX IN) /Rear 片切り¥39,600(TAX IN)
まずは定番のこちら。
半世紀の長きに渡り質実剛健なプロダクト展開を続け、
世界中のサイクルマニアに愛されるアメリカの名門、“Philwood”。
キング・オブ・ハブと呼ぶに相応しい「強度」「耐久性」「デザイン性」を兼ね備えた究極の一品です。
フランジ(つば)の高さや、肉抜き(軽量化)の有り無しなど、豊富なラインナップがあることも嬉しいポイント。
中でも今回紹介しているこちらの“color anodized”はその名の通り、
豊富なカラーの中から自分好みのものをチョイスすることができる、見た目にも楽しいプロダクト。
anodized=硬質アルマイト処理加工を施す事で、持ち味の重厚な素材感・高級感を損なう事なく
非常に鮮やかなカラーを再現しています。
個人的にイチオシはこちらの“ガンメタル”。
どんなフレーム/リムカラーにもハマるカラーでありながら、
他メーカーではまず手に入らない、絶妙な色味になっています。
ぜひあなたの愛車に人匙のエキセントリックを。
しかしながら、やはりそこはキングオブハブ、プライスもキング価格と言う事で
相応に値の張るアイテムです。
もう少し気軽に手を伸ばしやすい価格帯で、何かいいハブは無いものか。とお悩みの方には
以下、アンダー2万円で手に入るコスパに優れたこんなブランドもご用意しております。
SHIMANO DURA-ACE TRACK HUB HB-7600
Front ¥16,750(TAX IN) Rear ¥18,600(TAX IN)
日本が世界に誇るサイクルコンポーネントブランド(世界シェアNo.1)“SHIMANO”。
同ブランド中、最上位グレードに位置する「DURA-ACE」は
競輪選手がこぞって使用していることからも、その回転性はお墨付きの代物。
カップアンドコーンと言われる仕様で、サクッと開いて再メンテナンスしやすく、
きちんと可愛がってあげれば末長く愛用できる、「ギブ&テイク」を具現化したようなハブです。
SUZUE PROMAX TRACK HUB
Front ¥10,780(TAX IN) Rear ¥11,550(TAX IN)
煌めくホログラムが目を引くデザインのPROMAX。
NJS認可の競輪ハブとして人気を誇っていたSUZUE Pro Max Hubの復刻版で、
こちらはシールドベアリングという、ゴミや汚れが中に入りにくい構造になっており
より街乗りに最適化された仕様です。
先日、待望の新色“Black”が発売されましたので、こちらも要チェック。
DT SWISS high flange track hub
Front ¥10,780(TAX IN) / Rear ¥11,550(TAX IN)
最後に、スイスを代表するコンポーネントメーカー"DT SWISS"の一品をご紹介。
こちらはこの価格帯のものではかなり珍しく
ホール数(スポークの数)の少ないハブ(Front20H/Rear24H)を生産してくれている点が最大のポイント。
ZippやENVEなど、ホール数の少ないロードバイク用ホイール(リム)にも使えることから
特にカーボン系の軽量なホイールを、コストを抑えて組む上でまさに救世主的存在となっています。
現在ご予約受付中のBROTURESオリジナルのカーボンリム“F RIM”をフロント20H・リア24Hでオーダーしてもらって、ハブはこのDT SWISSを使う。
というのが、タイミング的にもかなりオススメのアッセンブル。
通常のトラックホイールでは実現不可能な、異次元の軽量性(&コスパ)を叶えるなら、
まさにマストハブ(ハブだけに)なアイテムとなっています。
以上、今回はリム・スポーク・ハブを選んでホイールをオーダーする「手組みホイール」において、
単価的にも最も悩ましいパーツ「ハブ」についてご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。
愛車の次のカスタムにホイールをご検討中の方はもちろん、
今使っているホイールの組み替えなどのご相談も大歓迎です。
選り取り見取りなハブの中から、あなたは一体どれを選びますか?
それでは。
BROTURES KICHIJOJI
Miya