CHERUBIM x BROTURES
競輪マニアでなくともピスト乗りが喉から手が出るほどに欲しいNJSフレームの1つに挙げられる3rensho。
その直系の現存フレームがCHERUBIMです。
競輪選手はもちろんのこと、コアなロードバイクユーザーからも厚い支持を受ける一方で、実はピストフレームのラインナップは競技用のTriple Crownのみ。
いつかCHERUBIMに乗りたいとは思いつつ、ブレーキの取り付けられない競輪フレームは少しネックではある。
伝統や囚われず挑戦と進化を続けるCHERUBIMに依頼をするなら過去の焼き増しではなくて「CHERUBIMらしい」ものを造ってほしい。
そんな想いで僕らがストリートで求める最高到達点を実現していただきました。
基本骨格にはCHERUBIMのロードのフラッグシップモデルである「RACER」をベースとし、ジオメトリに競輪のコンパクトな味付けを採用。
大口径のスチールパイプは高い剛性感をもたらすが、街乗りではただ硬ければ良いってものでもない。
シートチューブに対してシートステーの接合位置を可能な限り上側にし後三角形を大きくすることで「硬すぎない」快適性を実現。
軽やかなハンドリングと剛性の高い素材、そして特徴的なシートステー。
それらを絶妙なバランスでマッチングさせることで、3renshoから受け継ぐ伝統を現代のストリートにアップデートさせました。
また、ピストの美しいシルエットを損なわずに日本の道交法を遵守するべくリアブレーキはBB下のダイレクトマウントを採用しました。
ブレーキケーブルもダウンチューブ内を通るインターナルルーティン。
また、BROTURESのロゴは、CHERUBIMのテイストに合わせた特別なロゴデザイン。BB裏にはシリアルナンバーもはいります。
軽くてキュンキュンなトラックバイクにしなやかな乗り心地を両立させたドリームバイク。
打てば響くように加速を促されるフレームに仕上がりました。