digiritのカーボンチェーンリングです。
NJSという規格で制限されたパーツを使用する「競輪」と異なり、トラック競技では走る選手だけでなく、各社フレーム・パーツブランドが最新の技術をも競い合います。このパーツも競技の世界で注目されている最先端のひとつ。
これを見て、手に取った皆が口を揃えてまず聞いてしまう。
「チェーンリングはカーボンでも大丈夫なのか」
僕も同じ考えで、全てにおいて疑いの目で向き合いました。
メーカーテストは2万5千キロの耐久テストで磨耗なしとの触れ込み。「磨耗なし」なんてことがあるのかと、僕自身がわざと使用済みのチェーンで1500キロ、注油なしで痛めつけてみましたが
写真のように磨耗の痕跡は確認できず。日常使いにおいての耐摩耗も目を見張るのがあります。
街乗りの僕らでは踏むことのできない「超重量ギア比(5.0超える選手も)」をガンガン踏み込む選手が使用している以上強度への心配は無用でしょう。
使い慣れたスギノ製品と比べると変則的な歯形状をしていたので音鳴りも気にしましたがZENシリーズに勝るとも劣らない静粛性でした。
カナダ代表チームはいち早く採用しレースでも実際に使用、今後も各国の代表クラスへの供給が決まっているとか。
(ギア比や採用チームとか国とか選手とか、公開できない情報も多くぼんやりした情報ですみません)
何よりこのルックスはBROTURESで取り扱うLEADER®️やDOSNOVENTAをはじめとしたフレームたち、ROTORやVISION、MICHEといった円盤形状のダイレクトクランクにとてもよくマッチしますね。