スケーターとピストバイクの親和性について。

あーピストバイクに乗りたい。

バイクに乗りたい。旅行に行きたい。クラブに行きたい。酒飲みたい。

「あー、スケートしてー」

BROTURESへ遊びに来てくれる人は趣味も多く、毎日毎日、頭の中にはこんな言葉ばかり巡っているはず。

趣味には抗えない性、きっとそうですよね。

 

その中でもスケートボード。

東京五輪で爆発的に人口が増え、パークも増え、何年か前と比べたら楽しみ方も変わったように感じます。

何でもそうですけど、マスな文化へ成長していく事に対して、ネガティブな感情はありません。

パークに行けば親子三代で楽しむ姿も見かけるようになりましたし。

そのスケートボードと自転車。特に僕らが良しとする「ピストバイク」に対しては親和性が深いと感じています。

代表されるのはJohn Cardiel。

不慮の事故を経てスケートボードのキャリアを失うも、ピストバイクにギアを変えカムバック。

 

書店でたまたま手に取ったLOOP MAGAZINEが衝撃すぎて、BROTURESヘ入社するキッカケにもなりました。

右がカーディエル。この自転車で東京の街をストリートライドしています。中身が気になる人はバックナンバーをゲットしてみてください。

BROTURESに所縁のある山本KIDさんやT19の大瀧さんもナビゲーターとして参加しています。

 

そんな今日は初心に帰りスケーター×ピストバイク。

この親和性に着想したピストバイクを製作しました。

テーマは「安い」「楽乗り」「壊れない」

まずは車体のご紹介から。

LEADER®︎ CURE "Skater" Custom Complete Bike ¥151,250(in tax)

CURE完成車にハンドルとスケートアクセサリーをカスタムした1台。

 

それではテーマとして掲げている「安い」からご説明していきましょう。

今回セレクトしたカスタムパーツはラック(¥6,800)グリップ(¥2,200)ペダル(¥8,500)など、全て1万円アンダーでチョイスしました。

これくらい安価な部品で構成しておけば、多少雑な扱いをしても良いもんだ。

パークを見てたら待ちきれない気持ちになりますよね。そんな時は自転車を投げ捨ててドロップインして下さい。

こんな事、自転車屋が言っちゃダメだけど笑

スケートボードはお金のかからない趣味とはいえ、トラックが壊れたりベアリングのボールが飛んでしまったり、板が折れたり。

ハードユーザーであればあるほど、お金がかかるのは仕方ないこと。

だから安く抑えました。その分、スケートにしっかりお金使って下さい。あくまで自転車は脇役、移動ツール。

でも、、、

きっと愛着湧いて色々カスタムしたくなっちゃうんだろうな。

次に「楽乗り」

パークへの移動を目的としたカスタムなので、ハンドルとラックはマスト。

背負うのはメンドくさいし、前傾姿勢でレーシーに乗るのも違う。

NITTO B354 Heron Bar Black ¥5,940(in tax)

ADEPT トラスポーターラック ¥7,480(in tax)

パークまで楽な姿勢でスケートも担がず移動できちゃう、最高のコミューターバイク。

これくらい抜け感ある方がみんな好きでしょ。いいんです、脇役だから力まず。

今思ったけど、このハンドル部分にドリンクホルダーとかつけたら最高だなー。

都会の雑踏をかき分けて、コーヒーを飲みながらのんびりクルージング。気が済むまでスケート。

そんな休日、良くないですか?

 

最後に「壊れない」

これはすごく大事な要素。

さっきも話したけど、スケートといえどお金はかかる趣味。

そして脇役だから、脇役にお金がかかってしまっているようではしゃーなし。

という事で、壊れないタフガイへ仕上げました。

中でも今回採用したBROTURESオリジナルプロダクトのペダル"INFEEL"

BROTURES INFEEL Pedal ¥9,350(in tax)

アルミボディを採用し、シャフトはクロモリで出来ているので折れる心配も無いし、ラフな保管でも劣化は進行しにくい。

プラペダルっていつか折れちゃうし、見た目もちょっとチープだし。

スケートのベアリングと同じシールドベアリングも2つ組み込まれているから、回転性能もなかなかスムーズです。

今回チョイスしたCUREもアルミフレームだし、外保管でも安心。多少の腐敗はあっても、同じくサビは進行しにくいです。

このようにスケーターがピストバイクを楽しむなら?というテーマで製作してみました。

スケーターの皆さんいかがでしょうか。パーク移動で苦労してませんか?電車移動でストレス感じていませんか?

別にスケーターとは限らず、料理人の友人はこの仕様で毎朝市馬へ出向き食材を括り仕入れを行なっているそうです。

使い方は無限大。このマルチパーパスな使い方もピストバイクならでは。

それでは最後にMACAFRAMAのJohn Cardielパートでお別れ。

途中から一緒に走っているのはANTI HEROのJulien Strangerという胸熱パート。

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