【Let's 勉強】CORIMAについて


CORIMAの歴史 1973年、Pierre MARTINとJean-Marie RIFFARDによって設立。 ”CORIMA”という名前は ”CO”operation、“RI”ffard、“MA”rtin、という意味で共同創設者の2人の名前によるもの。 初期の活動は、機械的な成形。 鋳物(いもの)工場、自動車、特に航空分野のための金型とモデルの製作を行う。 ヘリコプターのローターなどを中心に手がけていました。 自転車のハブより何万倍も回転数の多いパーツを扱っていたとなると信頼できます。
1980年: 軍事ヘリコプターのためのカーボンボディのモデルを制作。 1988年: カーボンコンポジット製品の制作を多様化し、 サイクリング部門のための最初の製品「ディスクホイール」を発売。
これに続いて自転車用の他の多くのフルカーボン製品の開発・製造を開始。 プロチームへのサポートを積極的に行い、サポート選手の活躍とともにコリマブランドが台頭していきます。
CORIMAの技術進歩 ディスクホイール、4スポークホイール、軽量ホイール、クリンチャーホイール。 今では当たり前に存在するカーボンホイールがほぼ制作されていない時代から 開発・製造していたカーボンホイールメーカーの先駆者的存在。 有名ブランド(M社??)のOEM製品を手掛け、飽くなきカーボンの技術革新とともに フルカーボンクリンチャーホイールやチューブレスロードホイールを最初に世に送り出してきました。 ロードレース及びトラック競技のスペシャリストと協力し、 フィードバックを得て、数々の勝利、世界記録に現在進行形で関わっています。
(2017年4月香港で行われたトラック世界選手権にて) また、ハンドバイクや車椅子のカーボンホイール制作においても多くのスポーツをサポート。
創設者のPierre MARTINはスポーツ選手用のカーボン義足の開発・制作にも情熱を注いでおり、 後継者も“made in France”に誇りを持ち、その開発精神は受け継がれています。
アスリート達へのサポートにも力を注ぎ、同時に選手からのコリマホイールへの信頼も厚い。

CORIMAの技術
リム断面図
カーボンホイールの中はどうなっているの? コリマのカーボンホイールは他にはない独自の製法で、特殊発泡剤にカーボンを巻いています。
リムハイトが高いホイールでも中身は発泡剤で埋まっているので、
スポークで引っ張られても凹むことはなくリム形状をしっかりと維持。
また、リムの中に補強としてのカーボンシートが入っているので
剛性は高く維持したまま、軽量に仕上げることができているのが最大の特徴です。
エアロダイナミック
コリマの代名詞ともいえる4スポークは20数年前の1990年に開発・発売されます。
このホイールはそのとき、その時点ですでに完成されたものでした。
リムの輪郭とスポークの形状は、空気力学的に非常に優れており、
ディスクホイールと同様のエアロ効果を得ることができ、しかも横風の影響を受けにくい。
そう、いいとこどり。
2010年に発売されたMCCホイールは、最先端のカーボンスポークが採用されており、
たわみにくく剛性、靭性も確保、モノコックホイールと同等のエアロ効果も実証済み。
ハブ
アルミ製のハブ”S”、”S1”
カーボン製のハブ”S+”、“MCC S+”
そのすべてがコリマの研究所で開発され、フランスで製造。
アルミハブは、最新の機械加工装置を使用して
精密工学専門家によって最高の合金から製造されています。
カーボンハブはコリマの専用の成形技術によって製造。
仕上がりの優れた品質で強度と軽さを兼ね備えたハイスペックなものとなっている。

はい、以上コリマというブランドについてでした。 本題はこのあとの記事にて。 ご質問はOSAKAのnarumiまで。 narumi
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