安全性もルックスも犠牲にしない

最近になりやっと天気が安定してきましたね。

それに伴い当店にも新たに自転車を購入しようというお客様の来店が寒い季節に比べて確実に増えて参りました。

さて前置きは置いておいて、話は本題に入ります。

ピストバイクと聞いて、皆さんどんなルックスの自転車を想像するでしょうか。

僕は余分なパーツの少ない、細身でシンプルな自転車をイメージします。

写真で伝えるとすると、まさにこんなイメージです。綺麗ですね。

ただ、この状態だと公道を走行することが出来ません。

ブレーキがついていないからです。

もともと、いわゆる街でよく見かけるピストバイクのルーツは競輪自転車やトラックレーサーにあり、それらはバンクのみの走行を行うためブレーキを装着する必要がありませんでした。

さらに言えば、がむしゃらにトップを狙う選手たちが体がぶつかり合うくらいの距離感ですごいスピードで走り抜けるレースなので、ブレーキがついていると玉突き事故を起こしかねず逆に危険という理由から装着が禁止されています。

ですがやっぱり歩行者や車が行き交う街中でブレーキ無しで走るのは危険です。

でもブレーキをつけるとやっぱりピストバイク特有のシンプルなルックスが損なわれるという理由で、ピスト界隈ではちょっと厄介扱いされているブレーキパーツ。

そこで、ブレーキによる安全性はしっかりと確保しつつも、少しでもシンプルな仕上がりにしたいとお考えの方にオススメのアイテムを紹介しようと思います。

W-BASE DURCUS ONE

Double Cable

税別¥2,000-

このパーツは、一般的にはフロントが右、リアが左のレバーで操作する自転車のブレーキを、どちらか片方のレバーのみで前後両方のブレーキを操作するためのブレーキケーブルセットです。

BMXなどではよく用いられている機構を、ピストバイクでも使えるようにできる製品です。

説明だけではちょっと伝わりにくいので、多店舗でカスタムされたダブルケーブルの写真をみていただく方がイメージが伝わりやすいと思います。

こんな感じで装着するレバーが片方のみになり、ピストバイクにおいて最も目につく部分とも言えるハンドル周りがスッキリとして、ピストならではのシンプルなシルエットを強調してくれます。

ワイヤーの引きしろ調整で、ブレーキを引いた時に後輪から先にブレーキがかかるようにするなどの調整を行えます。

安全性を犠牲にせず、乗り物としてのかっこよさも追求できるアイテムです。

こちらのワイヤーですが、使用するブレーキレバーによっては加工が必要になったり、取り付けができないものもあるため、お求めの際はご自身の自転車の規格を確認していただくか、お問い合わせ頂ければと思います。

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