本日は少し雲がかった天候となっております。

暖かい気候になったこともあり、吉祥寺店にはカスタムの相談に来られるお客様もいらっしゃいます。

ピストバイクのポジションを決定づける重要なパーツが、ステムやシートポストです。

長さを少し変えるだけでライド時のラクさが大きく変わるパーツであり、この部分をカスタムするだけでも車体の”いじってます感”がアップする部分なので、どうせならいいものをインストールしたいですよね。

ステムやシートポストは様々なブランドから星の数ほどリリースされているパーツではありますが、BROTURESで激プッシュしているブランドがTHOMSONです。

自転車好きの方ならば、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

THOMSONはアメリカのパーツブランドで、自転車パーツだけでなく、航空機業界の大手2社の機体に使用される部品の生産も製造するなど信頼性と強度設計に優れています。

主にアルミ製のパーツの製造に長けていて、約30年におよぶコンピューター制御マシニング装置(CNC)における豊富な技術と経験を持っています。

THOMSONの自転車のパーツの特徴は、アルミのブロックを切削により削り出してつくられるワンピース構造です。

　熱を加えたり曲げたりすることなく形を作られるので、強度を落とすことなく、高い精度と剛性が出せる点がトムソンが高い支持を得ているポイントです。

ピストはもちろんMTBにも使用できる強度があり、適正なトルク値を守って取り付けしていれば基本的に壊れることなくずっと使っていられる一生モノといってもいいパーツです。

CNCによって作られる過程でできた表面のザラザラした切削跡からも高い加工技術がうかがえ、見た目に美しいため所有欲もバッチリ満たしてくれるでしょう。

BROTURESのブログでは結構よく紹介されているTHOMSONですが、おさらい的にどんなラインナップがあるのかご紹介していこうと思います。　

剛性がほしい方はこれ。(↑写真のフェイスクランプが逆さになっていました...)

THOMSON ELITE X4 / PRICE ￥11,000- (+TAX)

2本のボルトでクランプされるX2に対して、4本のキャップでハンドルをクランプするX4はより激しいライドやトリックをするライダーにオススメです。

ヘッド部分が角ばった形状になっているのも特徴なので、無骨なスタイルのカスタムをしたい方にもハマるかと思います。

トリックに特化したり、ハンドルを限界まで近づけたい方はこんな短いX4もあります。

アーム部分が40mmという短さになるため必然的に剛性が上がるので激しいトリックにも耐えうる強度、またバースピンなんかもメイクしやすいサイズ感です。

MTBなんかにも使用されるほどの強度なので安心してガンガン使えます。

また激しいライドをしなくても、ハンドルをガッツリ手前に近づけたい方や、女性や身長が低めの方のポジション出しなんかにも使えます。

シートポストもTHOMSONの人気製品です。

THOMSON ELITE SEATPOST / PRICE ￥11,000-

こちらもステム同様、アルミの切削によって作られた名作シートポストとなります。

サイズも27.2と、31.8の２種類で幅広い車体にもマッチするサイズ感も魅力的です。

ステム同様の切削跡の美しい仕上がりもTHOMSONならではです。

セットバックタイプとストレートタイプが用意されており、好みのポジションによってお選びいただけます。

セットバックタイプは普通のシートポストではなかなか見かけない、パイプの途中からカクッと折れ曲がったデザインで、当スタッフも愛用していた大変お気に入りのパーツです。

THOMSONの製品はどれも大切に扱えばずっと使っていられ、ルックスもかっこよく仕上がるのでこれ以上所有欲を満たす製品はなかなかないかもしれません。

価格は11,000円と、通常のステムやシートポストと比べると、すこーしだけ高いですが製品の長い目で見てクオリティを考えると、出しても確実に満足していただける価格だと思います。

カスタムをご検討されている方は是非THOMSONの製品をお使いいただければと思います。

お問い合わせなどもお気軽にどうぞ。

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