LEADER BIKES "NEW KAGERO" 情報!
このフレームのことになると黙ってはいられません。
LEADER BIKES が誇るパシュート(前下り)フレーム ”KAGERO”
公開されている情報から、公開限界の情報までお伝えします!
自分の昔話を小出しにしながら、KAGEROの昔話を少し。
このフレームが登場したのは2011年
個人的にはもうそんなに経ったのか。。。といった感じですが
初登場はガンメタにブラックのロゴ。
このカラーもう手に入らないんですか?
といった声もありますが、今はもう生産終了されているモデル。
今でこそ、パシュートフレームといえば
MASH HISTOGRAM、AFFINITY LOPRO、DOSNOVENTA DETROIT2.0 など
名だたる人気フレームが出揃いますが、その当時はあまり馴染みがなかったのか
たまに乗っている人がいる独特なフレーム。という立ち位置。
ちなみに
トップチューブの
前が下がる・・・パシュート
後ろ下がる・・・スローピング
地面と水平・・・ホリゾンタル ってことになってます。
LEADER BIKE のエアロフレームが日本でも多くの人に乗ってもらえるようになった頃
”なんか人と被らないフレームに乗りたいなぁ” といった人も増えてきました。
そんな中で、グングンとファンを増やしてきたのが
パシュートフレームであり、当時 LEADER ブランドのハイエンド ”KAGERO” でした。
”人と違うフレームが欲しい” から ”パシュートに乗りたい" へと変わりつつある頃
KAGERO 2013 が発表。
最初のお披露目はサンプルのこのカラーリングでした。
パシュートを探している方々が、ザワザワしていたのを覚えています。
この頃、こよなく735TRを愛していた自分。
サンプルで組んだKAGEROで横浜・元町の激坂をスキッドした時の衝撃は今でも忘れません。
いつもは利き足メインのスキッドが、
穴が空くほど見ていたムービーの Emi や MASSAN のごとく、両足で滑れる!
”スキッドがうまくなった!” そう勘違いさせてくれたのは ”KAGERO” でした。
そうこうしているうちに、2013年製品版が完成し店頭に並ぶことになります。
ロゴの色変わってるじゃん!。。。全国が、全米がツッコミました。
2011年からのメタリックカラーはそのまま受け継ぎ
アメリカ西海岸の日差しが似合う ”オーシャンブルー”(青い方)と
シックに仕上がった”ファントムパール” (黒い方)
サンプルとのカラー違いにダメージを受けつつも、
パシュートフレームファンをしっかりとトリコにした ”2013 KAGERO”
こちらも生産終了し、BROTURES 全店では完売しています。
前置きが長くなってしまいましたが、ここから今回の本題!
そしてこのたび、満を持して!満を持して!の登場を控えているのが
”2015 KAGERO”
もっとも大きな変更点は ”ヘッドチューブ”
DOSNOVENTA フレームでも採用されている ”テーパーヘッド” と呼ばれる近年主流の規格。
(現在の735TR、725TRもこの規格になりました)
Q、何が変わるの?
A、。。。見た感じ!
なんてつまらない答えはありえません!
力のかかるヘッドチューブ下側(1.5"って書いてる方)が太くなることで
そこに接続されるダウンチューブが太くでき、より強度が高まります!
また、太くなったチューブに合わせて
フォーク側の力を受ける部分も太く、大きくなるためフォーク強度もアップします!
ダンシング(立ち漕ぎ)だったり、スキッドといった動きは
フレームにねじる力を掛けることになるので、この部分の強度アップは
よりタフに、より速く走るためには必要な強化だといえます。
ここはちょっとマニアックな話になりますが
シートチューブ角度はパシュート独特の起こした設定をそのままに、
今回から他のフレームと共通のフォークになることで
KAGEROはフォークオフセット28mmという数値を手に入れました。
サイズにより誤差はありますが、ヘッドチューブ角度がおよそ75°設定のKAGEROは
オフセット28mmと合わせることによって
ピストの理想トレイル値である60mm前後という安定した乗り味を実現。
フルカーボンフォークに変更しても乗り味をそのままに、軽量化を図ることが可能になりました。
過去のKAGEROの弱点でもあったダイレクトクランク対策の ”ヘコませ” は精度が向上。
ストリートを攻める点に置いて、より精錬されたといえますね!
そして、最後になりましたが声を大にしてお知らせしたかったのは。。。