ピスト界隈では"あの頃"って言葉あります。

2000年代の後半、誰もがピストバイクに熱狂してた時代。

今思えば、局地的な盛り上がりだったかもしれないし、確実に今の方がピストは市民権を得た乗り物になったけど、未だにあの頃のスタイルが〜とか、あの頃誰々が〜とか話になったりします。

未だにピスト＝ノーブレーキとかピストは公道走っちゃダメとか、間違った認識の方がいるのも、あの頃の副産物なんでしょう。

そんだけインパクトのあった時代をなんとなく"あの頃"って呼んでます。

結構前から気づいてはいたけれど、あの頃ピストに乗ってた殆どの人が、今はもう降りてる。

当時一緒に乗ってた友達や先輩も、地元帰ったり、バイク買ったり車買ったり、年もとってライフスタイルも変わって、ピスト乗ってる方が珍しくなった。

でもほんと最近はまた戻って来てる気がしてます。

みんなが自分の生活様式を疑ってみたきっかけで、やっぱチャリなんじゃね？ってなってるような。

僕と同じかちょい上の世代のお客さんが、昔乗ってたピストを治しに来たり、新しくしたり。

そんなケースがほんとに多いから、あの頃の残党としては少し嬉しい最近です。

ちょっとおじさんになったあの頃を知る方には、一定の割合でLEADER®拒絶反応が起こります。

まあ解らんでもない。戻って来たらだいぶ進んでた事に驚くわけです。

すんなり受け入れる方も多いですけど、自分のイメージしてるあの頃のピストとだいぶ違うからね。

そういう方には、そっとこちらのピストをオススメして差し上げる。

HOW I ROLL CAHMP Complete Bike

あの頃のピストと言えばこのスタイル。日本発の自転車競技「競輪」。

その選手らが駆る力強くも美しい車両の数々にインスパイアされ、競輪へのリスペクト、そして日常を楽しむHOW I ROLLの解釈を添えたシングルスピードのバイクです。

日常での取り回しを念頭に、本格的な佇まいにもこだわり、自分好みの1台へと仕上げていく楽しみも秘めています。

現在は欠品してるのですが、5月上旬に2021年モデルが入荷予定。

実はむちゃくちゃ人気なんです。まだ在庫があった去年はリーダーの次にご注文が多かった完成車。価格も手頃だし、家庭のある方にはちょうど良かったりします。

あの頃を思い出したかったら、カラーリムとか短いライザーとかでカスタムしてもらったら良いかと。

VELOCITYとかOURYとか、なにげにGRUNGEとか、そんな感じで。

https://brotures.com/blogs/store-blog/158500

そんな方とはSpray.Bikeも相性良いかもね。あの頃のDIY精神が蘇るかもしれません。

そんな訳でCHAMPもご予約承ってます。

ご相談はお気軽にどうぞー。

JUNKI