カスタムってこういう事

僕はハーレーに乗った事ないしそんなに興味もないから、ホントにそこらへんのカルチャーの事はよくわからないのです。一度平本くんだったか鳴海さんだったかに聞いたことあるけど、例えば無茶苦茶カスタムされたハーレーがあったとして、何をもってそれをハーレーと呼んだら良いのか。エンジンなのかフレームなのか。ちょっとでもハーレーが残ってたらそれはハーレーなのか?元ハーレーなのか?みたいな。まあ僕にとってはどうでもいい話なので、なんて答えてくれたか覚えてないのだけど、ハーレーは会社の名前じゃなくてカルチャーの事なんだと自分勝手に消化しました。

興味はないけど、カスタムする文化というのはピストにも通じるものがある。バイクカルチャーの方がぜんぜん成熟してるし、もっと自由なんだと思います。ピストのカスタムは自由だ。とか言ってるけど、僕が感じた元ハーレー的な原型がなくなるほどには、ならないじゃないか。

って思ってましたけど、こないだ頂いだカスタムのご依頼は結構元〇〇的なところまで行けたかな。

デフォルトの状態がこちら(いつもビフォーを撮り忘れる)。CARTEL BIKES AVENUE LO COMPLETEをカスタムさせて頂きました。

フレームはスプレーバイクしてます。

チェレステ?ティファニーブルー?そんなベースに散らしたシルバーのスプラッターは粒の大きさに拘って、いろいろ試した結果シムワークスのハンドルを包んでたネットで散らしました。

細かいスペックを説明するのは野暮なのでやめますが、意外とリアホイールは純正だったりします。

それでもかなり離れたところまで行けたのは、サドルやブレーキワイヤとか細かい所まで拘ってくれたから。お客さんのセンスが勝ったな。

僕らは自分たちの自転車を知ってもらうために、自転車やそのブランドについて結構丁寧に説明したり、ときにはイメージを作ったりしてるけど、お客さんの所有物になったら、全くその逆をやるのがかっこいいワケだけら変な話だ。それが楽しいんだけどね。

JUNKI

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