DOSNOVENTAは街乗りにおいて最適なのか?

皆さんこんにちは。
BROTURES原宿のGORIです!

ここ最近なにやら動きを見せて、巷を騒つかせている"DOSNOVENTA"
お店に働く前から、愛してやまないDOSNOVENTAですから、現在のSNSの動きには目を離せないでいたり。笑

DOSNOVENTA写真

しかも今まで見た事のない車体のカラーと、"SEPTEMBER 19"と気になる文字。
きっと何かが起きるはずなので、皆さんもDOSNOVENTAの動きから目を離さないで下さいね!笑

そんな激アツな動きを見せてくれるDOSNOVENTAの中から、GORIが愛機として使用していたLOS ANGELESのカスタム車体をご紹介していこうと思います!

レースシーンに向けたフレーム設計を行い、海外のライダー達から愛用されているLOS ANGELES

7005番のコロンバスエアプレーンを採用したチューブは、軽量で耐久性に優れていたり。
アルミの中でも、特に硬い番手なのでペダルを踏み込んだ時に、フレームから路面に力がレスポンスよく伝わってくれる。

車体の軽さから生み出す加速感とはまた別に、力を効率よく推進力に変えてくれる、LOS ANGELESはレースシーンだけでなく、ストリートシーンでも最高のパフォーマンスを実はしてくれる優れた乗り物なんです。

LOS ANGELES写真

レースシーンに求められるスペックとして、軽量性、アルミの硬さから生み出される剛性や、レスポンスの良さの他に、DOSNOVENTAが最も重要としている工夫がフレームには隠されています!

それは、フレーム設計におけるBBハイトと呼ばれる場所への工夫です。

BBハイト写真

 

有名な話ではありますが、DOSNOVENTAというブランドネームには、彼らなりの意味が込められています。
DOSNOVENTAという言葉は、スペイン語で数字の290を意味します。
この290というのが、DOSNOVENTAフレームが、レースシーンで活躍する上で、他にはない魅力と僕は考えます。
フレーム設計における工夫としてBBハイトと呼ばれる場所を、290という比較的高い数値にする事で、コーナーリングの際に路面とペダルが当たってしまう事を防ぎます。
それ故に、スピードを落とさずにコーナーリングを行いやすく、レース時は無駄な減速動作を行わずとも良いという事になります。

ちなみに、僕が何度も書いているレースシーンに関しては、国内でも最近盛り上がりを見せている、公道を封鎖しして行うクリットレースとなります。
僕らが普段何気なく走っている道が、レースのコースになる訳ですから、レースシーンだけとは言わずに、ストリートシーンでもしっかりフォーマンスを発揮してくれると考えます!

力の伝わりがスムーズなフレームなだけに、通勤通学で使用する場合は無駄なペダルワークを減らし、疲労感の少ない走行性を生み出してくれる。
僕自身通勤でDOSNOVENTAを乗っていますが、他のフレームに比べて感じる疲労感は少なかったり。

それに加えて、LOS ANGELESというフレームは"ホリゾンタルフレーム"と呼ばれるトップチューブ形状になっており、構造上長いトップチューブ長があるのが特徴です。
トップチューブ長が長くなる事で、路面から伝わる衝撃を上手い具合に受け流し、漕ぐ事の疲労感とはまた違う、路面の振動などによって生じる疲労感を大幅に軽減してくれるんです!

この事から、レースシーンに最も最適と言えるDOSNOVENTAのフレームが、ストリートシーンにおいても最適だと言えるでしょう!

DOSNOVENTA写真

DOSNOVENTA LOS ANGELES 

そんなLOS ANGELESをBROTURESらしくカスタムした今回の1台。

SHRED88写真

BROTURES SHRED88 FRONT

T3写真

BROTURES T3 REAR

前後のホイールにはオリジナルのカーボンホイールをセット。
DOSNOVENTAオリジナルコンポーネントとはまた違う、ストリートライクな出立と、走行性能を手にするにはこのホイールのセットアップが間違いなし。

アルミホイールをセットする事も考えましたが、アルミ素材が硬すぎる故に感じてしまう事のある、路面から伝わる衝撃をホイールのカーボン素材が上手い具合に受け流してくれる。
カーボンホイールへのカスタムは、ただ見た目だけをカッコよくするのではなく、毎日乗る人こそ感じられる、秘密が隠れているので面白かったり。

ROTOR写真

ROTOR VEGAST CRANK SET

ALTER写真

ALTER Vinly

クランクとチェーンリングには本格スペックの物をチョイス。
個人的にDOSNOVENTA=ROTORと連想する程、DOSNOVENTAにはROTORのクランクが似合うと思う。

DOSNOVENTAのプロモーション映像などでライダー達が愛用しているクランクですから、言わずもながの踏み心地の良さです。

6082番のアルミニウムを使用したクランクアームの内部には3つの肉抜き穴が存在しアーム自体の軽量化を行なっています。
しっかりと硬さのあるアームなので、踏み込んだ力を逃す事なく車体に伝えてくれる印象。

チェーンリングには、先日より取り扱いを開始したニューブランドの"ALTER"の物をセット。

ROTORやVISIONなどへの相性抜群なVというモデルをカスタム。
ALTER自体は僕も使用しておりますが、優れたチェーン離れと、耐久性、デザイン性が特徴のブランドです!
値段もSUGINO ZENなどに比べてお手頃なので、手に取りやすいチェーンリングかと!

 

ハンドル写真

THOMSON ALMINIUM RISER BAR

ステム写真

THOMSON X4 STEM

ステムやハンドルにもBROTURESらしさをふんだんに盛り込みました!
DOSNOVENTAのライダー達が乗る車体のハンドルやステムはどちらも長い。
あの長さが見惚れる程カッコよくて、自分自身も真似してカスタムをいていたり。

挑戦している人はあまり多く無いですが、90mmくらいのステム長でライザーハンドルをセッティングすると、結構乗り心地よくておすすめです。

サドル写真

FIZIK ARGO TEMPO R3 KIUM LES CLASSIQUES

シートポスト写真

THOMSON MASTERPIECE

サドルとシートポストにも抜かりなくカスタム。
シートポストは、ハンドルとステムに合わせてTHOMSONを。
パッと見ただけでは分かりにくいけど、THOMSONが持つCNCによる削り出し技術を用いて作り上げられる最高グレードの、"MASTERPIECE"をセットELITEに比べ圧倒的に肉薄となっているMASTERPIECEは、軽量性を意識した車体作りには欠かせないパーツとなる事でしょう!

サドルには座面の広さによる安定感と、オープンフィットサドルならではの重心の分散効果による快適な座り心地を提供してくれる、FIZIK ARGO TEMPO R3を。
座り心地でだけではなく、見た目のアクセントにもなる特徴的な柄も特徴的なので、サドルから降りた時の存在感も抜群です!

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ブログの冒頭でお伝えしたように、ここ最近何かと動きが活発となってきたDOSNOVENTA。

レースシーンだけではなく、僕たちがメインで乗り続けるストリートシーンでも圧倒的なポテンシャルを発揮してくれる車体を揃えておりますが、その中でも今回ご紹介した"LOS ANGELES"が最も街乗りには適しています!

快適なピストライフを作り出す為に、LOS ANGELESいかがでしょうか?

それでは。

GORI

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