ホイールが変わると”世界”が変わる。
ホイール、まだ純正のままですか?
今日のブログは、ホイールについて。
まず分類としては「完組み」「手組み」の2通り。そこからカーボンだったりアルミだったり、はたまたバトンだったり、色々な種類があります。
選択肢が多いが故に、実際何を選んだらいいのか分からない。と思っている人も多いかと。
という事で、その辺りについて少し深掘りしていこうかと思います。
まずタイトルにもある通りですが、 ”ホイールが変わると世界が変わる” というところ。
これは見た目が変わってテンションが上がる。っていうのは大前提、走り心地や性能が飛躍的にUPするので普段の自転車ライフが更に快適なものになります。
それこそ通勤などでほぼ毎日乗る人なんかは ”絶対” に、ここはカスタムした方がいいですね。
「もっと早くカスタムしておけばよかった、、、。」なんて声も定期的に耳にしますが、マジでその通り。
分かりやすく例えるなら
ブーツを履いて走るか、ランニングシューズを履いて走るか。
まぁこの例えだとタイヤに関しても言える事なんですが、これぐらいの比喩表現はあながち間違ってないかと。
今回で言うブーツのところは純正ホイール、カスタムホイールはランニングシューズだと思ってください。
こう聞くとどちらが良いかは一目瞭然。圧倒的後者ですよね。
という事でようやくですが、本題のカスタムホイールについて説明していきましょう。
-まずは完組みホイール
これはメーカーなどが用意している、既に組み上がったホイールの事。(完成車についてくるホイールもこの部類に入ります。)
ただ完組みホイールと言えど、その中にもグレードは色々あります。
例えばBROTURESで人気な「T3」「SHREDシリーズ」など、これらも完組みホイール。
しかし大体の完成車にセットされているような安価な完組みホイールとは異なり、こちらはグレードが高く性能などもしっかりしています。
他にもCORIMAやHED.など、ハイエンドブランドでも販売はありますね。
【メリット】
・組んであるので、すぐに交換が可能
・バトンホイールなどの選択肢がある
・物によってはコストを抑えられる
他にもまだありますが、ざっとこんなところですかね。
-そして手組みホイール
これはBROTURESでも強く推しているホイール。
簡単に説明すると「リム」「ハブ」「スポーク」を自分の好みで選択し、組み上げるホイール。
要は自分が求めているスペックのホイールにカスタマイズできるんです。最高ですよね?
先日LEADERに乗っているお客様からオーダーを頂いたので、実際に工程を写真で見ながら確認してみましょう。
①パーツのセレクト
今回のお客様は
・リム → H PLUS SON AT-25 POLISH
・ハブ → PHILWOOD LOW FLANGE GREEN REAR
・スポーク → DT-SWISS CHAMPION SILVER
この組み合わせ、昔ながらの玄人セッティングの一つ。
スタッフでもこの組み合わせで乗っている人は実際に多いですね。
リムは軽く剛性があり、ハブは耐久性抜群。
そしてシルバーを基調とする中、ハブでグリーンの差し色を入れるというオーナー様のセンスと拘り。めちゃくちゃ良い。
②仮組み
工程としては次に仮組み。
指定の組み方でリムとハブをスポークで繋いでいきます。(今回は3クロス)
③本組み
仮組みが一通り終わったら、本組みです。
スポークのテンションを測りつつ、振れをとっていく。
この時「縦振れ」「横振れ」とあるので、しっかり振れが無くなるよう調整しセンターを出す。
このまま完成ではなく、『しごき』という負荷を掛ける工程も忘れずに行います。(写真撮り忘れてたので、これだけYUMAモデルで撮ってます。笑)
これをやることによって初期振れが起こりにくくなり、納品後すぐにメンテナンスに行かないといけないという悩みも軽減されます。
ざっくりですがこんな感じ。
【メリット】
・自分好みにカスタマイズできる
・スペックが上がる
・選択肢が多い
etc.....
もっと細かく言えば組み方だとか、他にも伝えたいことはありますが今回は割愛。
現在Fリムの受注も行なっているので、是非皆さん手組みホイールを視野に入れてみてはいかがでしょうか?(受注は今月末まで)
気になることがあれば、まずはお気軽にご相談くださいね。
BROTURES HARAJUKU
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