汚いままの愛車で「新年」を迎える予定ですか?
最近ちょくちょく依頼をいただく「オーバーホール」作業。
この依頼が多くなってくるともうすぐ年末が近づいてきているんだなーなんて考えちゃいます。
早い人はそろそろ大掃除や断捨離を始めている人もいるんじゃないですか?
どうせなら年末に大掃除をして新年を迎えるように、自転車も綺麗な状態で年を越したいですよね。
新年早々、修理でお年玉を使うのは嫌でしょ?
その為にも、今年の汚れや修理は今年のうちに。それが僕のモットーです。笑
オーバーホールってなんぞや?
そんな人もいるかと思いますので、まずそちらの説明から簡潔に。
-オーバーホールとは-
「設備や機器を分解して行う大規模な点検」のことです。 日常的に実施する点検とは異なり、設備を細かく分解して洗浄したり劣化した部品を交換したりして徹底的に点検します。 オーバーホールを行うのには手間がかかりますが、適切に実施することでその物の寿命延伸や精度回復などの効果が得られます。
ピストバイクという『良い自転車』に長く乗るなら、絶対的に必要となる作業。
※つい最近横浜店でもブログを書いているので、ピストバイクのオーバーホールについての詳細はそちらをご覧ください!
オーバーホール以外で外して開ける事の少ない「ヘッド周り」「BB周り」を重点的に今回は写真を撮りましたが、改めて画像で見返しても汚さが目立ちますね。
あなたの愛車もこのように汚れていませんか?
パーツをバラしてみるとこの通り。
普通の洗剤では手の汚れが取れないような、黒ずんだ汚れがこんなにもあります。
これをクリーナーを使いフレーム、パーツ共にピカピカにしていき、その後グリスアップなどを行い再度組み上げていきます。
チェーンは洗浄液につけ、まずは大まかな汚れを除去。
次にブラシを用いて細かい汚れを取っていく。
それでも取りきれない細部の汚れは、超音波洗浄機で掻き出していく。
オーバーホール工賃の中にはこのような作業も含まれるので、これでチェーンもいい状態になります。(錆などの状態によっては洗浄ではなく、交換を推奨します)
ハンドル周りなどはパッと見で汚れなど見れるのでメンテナンスしやすいですが、見えない箇所っていうのはマジでヤバくなっている事もあるので、そういう意味でもオーバーホールは大事。
(フレームとパーツが錆などで固着していると最悪パーツが外れなかったり、フレームやパーツがダメになるケースもあります)
「乗れているから大丈夫だろう。」
その考え、危ないです。
定期的にメンテナンスに行ってるから安心。とはいきません。だってこのメンテナンスではフレームの内部などは見ないから。
長く乗りたいのなら、しっかりと愛情持ってメンテナンスしてあげることが1番。我が子を愛でるのと一緒です。
気持ち良く新年を迎えられるように、オーバーホールを忘れずに。納期は1週間程いただきますが、今ならまだ間に合いますよ。
言い方悪いですが、皆さんの汚い愛車、是非僕らに綺麗にさせてください!笑
ご相談お待ちしております。
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Ogomori Kota