2台目を持ちたくなるのがピストバイク。新年一発目のバイクチェック!
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こんにちは、レンです。
今日のブログは新年1発目のバイクチェックということで、そちらを紹介していきたいと思います。
選んだモデルはTYRANT BIKES KAGEROでした。
TYRANT BIKES KAGERO frame set ¥132,000-intax
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タイトルにも書いている通り、この方は2台目のピストバイクとなります。
1台目はLEADER 735TRでした。
そこから1年半年を経て今回2台目をオーダーいただきました。
元々ロードバイクなどスポーツバイクに乗っており、自転車の楽しさを知っていた方がそこからもう1段階自転車にハマってくれたきっかけがピストバイクであり735TRでした。
シングルスピードなことで無心で加速を楽しむことができ、カスタムの可能性も無限大。
乗り物好きの最高の遊び道具なのがピストバイクだった。
KAGEROに乗りたいとはじめてこの方から聞いたのは去年の夏頃。
そこから何度もカスタムの話やビルドアップの話をしていきました。
735TRと違いKAGEROはフレーム状態から1からパーツを選び構築していく"バラ完"という組み方。
乗ることだけではなくこうやって一台を組み上げるだけでもこんなに楽しめるしワクワクする。
そう言っていただいた時は僕もめちゃくちゃ共感しました。
そして半年間いろんな構想を考えて、ああでもないこうでもないを言い合ったのちに組み上がったのがこのKAGEROとなります。
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KAGEROのダークシルバーのフレームカラーを活かしコントラストで遊んだカスタムに仕上がりました。
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BROTURES WIDE LOW RISER
DEDA PISTA STEM 20°angle
KAGEROのパシュートフレーム設計を強調させるように20°のきついアングルを選択。
この角度はこのDEDAくらいしかほぼ作られていない独特なアングルとなっており、この角度がKAGEROのトップチューブと見事にリンクする。
その上でローライズのロングライザーを使用することで、漕ぎ出し軽く、なおかつハンドリングの良いセッティングにできます。
細かいですがグリップをバーテープにしているのはロングライザーにボテッと感を出させないため。
ここまでこだわっていくのがカスタムですよね。
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DEDA ZERO 100 SEATPOST
LEADER 735TRのエアロシートポストはセットバック設定になっており、サドルが軸から少し後ろに下がることで腰を据えて乗るようなポジショニングになります。
そこから乗り方の違いを楽しむためにKAGEROではサドル位置のセットバックを無しにしました。
その結果さらに初速の力の乗せやすさが増してくれます。
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BROTURES WIVER × BROTURES TRACK HUB
ホイールはBROTURESオリジナルのアルミリムとトラックハブを使った手組みホイール。
ここも結構組み合わせを考えましたね。スポークのカラーやハブカラーをどのようにするかで話し合った結果この組み合わせになりました。
スポークカラーがシルバーになることで、走行時にリムが浮いているように見えます。
その分フレームも際立ってくれるし、各パーツの存在感も出すことができます。
走っている時の車体なんて自分では見ることないけど、そこに見せ方を求めていくのが楽しさだと思います。
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BROTURES BEAT CRANK SET
MKS ALLWAYS PEDAL
足元にもブラック&シルバーを。
今回ブラックパーツはほとんどをグロス仕上げのもので統一しています。
なのでクランクもこちらのBEATにしました。しっかりと力を伝えてくれるダイレクトクランクは走り出しからトップスピードまでスムーズにあげていってくれます。
ALLWAYSは元からあったシルバーはマットでしたが新たにポリッシュが増えたことでカスタムの選択肢が増えました。
トリプルシールドベアリング内蔵ということで、そのまんまシールドベアリングが3つ入っています。
おかげで回転は恐ろしいほどスムーズ。しかもペダルにかかる負荷を3つに分散しているので耐久性も高い仕組みになっています。
ずっと使っていけるフラットペダルの決定版ですね。
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いかがでしたか。
本当、細かいところまでしっかり決めていったおかげで最高の仕上がりになりました。
既にご納車はさせていただいており、受け取った日にお客様からの一言。
「走りが楽しすぎてニヤニヤが止まりませんでした!」
この気持ちぼくもすごくわかりました。だって僕もKAGEROが組み上がった初乗りはニヤけまくっていたから。
やっぱKAGEROってすごいな。乗る人みんなのテンションを上げるんだから。
2台を持つというのはなかなか簡単にできることではありません。
でも持ちたくなるのがピストバイク。
一台を長く乗るだけではなくそれぞれの乗り心地を楽しんで使い分ける、そんな乗り方もいいと思います。
REN
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BROTURES OSAKA
Ren