冬のダイエット決心!愛車も軽くなる「TPUチューブ」カスタム

皆さんこんにちは、BROTURES HARAJUKUのルネです。
冬真っ只中、寒い日々が続いておりますが、お元気でしょうか。食欲の冬とも言える今、私は家でご飯を作ることにどハマり中です👩🍳
海鮮系や辛いものが大好きな私にとって、今が旬な食材を使って作った辛い料理を食べる事で身体を温めたりする事が幸せだったり🍚
その影響か最近、同僚である小野くんに、
『あれ、最近少し顔周り丸くなった?』と言われる事が多々あります。薄々自分でも感じていましたが、その小野くんが放った一言でやっとダイエットの決心がつきました。
人間は足回りから痩せていくらしく(諸説あり)、早速毎晩スクワットを始め体全体を引き締めていこうと思います!
そんな中 BROTURES HARAJUKU で自転車メカニック作業している時に、ふと感じた事があります。
『自転車の重量をダイエットするのも、人間のダイエットと同様に足回り(ホイールと足)が痩せやすいのではないか?』と。

車体のダイエットに絶大な効果をもたらす"ホイールカスタム"
人間もダイエットする際に、下半身の筋肉を鍛える事で全身の筋肉量を増やし、脂肪燃焼効率を良くする事でダイエットに効果的と言いますよね(TARZAN調べ)
一言でホイールといっても、ホイールの縁の部分の『リム』や、ホイール心臓ともいえる回転部品『ハブ』、リムとハブを繋ぐ棒『スポーク(/ニップル)』、自転車で唯一地面と接地しているゴムの輪『タイヤ』、そして、空気を閉じ込め、自転車を大きく支えているくだ『チューブ』の5つがあります。
つまりは、この5つのパーツの中でダイエット意識してホイールを組む事が出来れば、車体は圧倒的に軽くなると言えます。
といってもパーツ価格高騰の影響でなかなかホイールカスタムに手を出せていない方、そして、現在既にカスタムに拘っていて車体のダイエットに伸び悩んでる方に朗報です!
原宿店に圧倒的コスパで車体の重量をダイエットする事が可能な、噂のパーツが入荷しました!
『原宿店の噂のダイエットおすすめ商品 TPUチューブとは』
Panaracer PURPLE LITE TPU Tube
まず、Panaracer PURPLE LITE TPU Tube』の簡単なご説明を致します。
「Panaracer」というブランドは、ピストバイクは勿論ロードバイクや電動自転車向けの自転車タイヤを製造販売している日本のブランドです。そんなPanaracerから新たに販売されたチューブ。それが、、、
『Panaracer PURPLE LITE TPU Tube』
今回待望の新商品として発売された、Panaracer PURPLE LITE TPU Tubeはしなやかな弾力性と強さをあわせ持ったウレタン樹脂製のチューブ、PURPLE LITE(パープルライト) TPUチューブというものになります。
そもそもTPUとは何かと言いますと、熱可塑性ポリウレタン又の名をウレタン樹脂と言う素材を表しています。ポリウレタンと熱可塑性という二つの単語に分ける事ができますが、どちらも日常生活で使う事が少ないと思います。ネットにて熱可塑性とポリウレタンに関して言葉の意味を調べてみますと、
・ポリウレタン【polyurethane】
→さまざまな分子を配合することで、独自の特性を出すことができるプラスチック。プラスチックというと一般的に硬いというイメージを伴うが、ゴムのように柔らかく弾力性を持つものも存在する。
そんなTPU素材が使われているのがPanaracerから発売されたPURPLE LITE TPU Tube。
※原宿店での通常のチューブ交換の場合、MAXXIS ウルトラライトチューブを使用しています!

TPUチューブ 【Panaracer PURPLE LITE TPU Tube】 |
ブチル(ゴム)チューブ 【MAXXIS ウルトラライトチューブ】 |
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素材 |
TPU(熱可塑性ポリウレタン又は ウレタン樹脂) |
ゴム | ||
重量 |
36g |
70g | ||
厚み |
0.3-0.4mm |
0.6-0.9mm | ||
値段 |
¥1980-税込 |
¥1320-税込 |
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耐パンク性 |
1200N/mm |
800N/mm |
表を見比べて頂くと、TPUチューブはブチルチューブに比べて重さ、厚さが半分になっている事が分かります!
この2つの違いが実際に、どのように車体のダイエットに関わってくるのか。
『重さ』
に関しては、前後2本分で半分の重さを削減できます。その恩恵により、ホイールの外周部が軽くなるので漕ぎ出しはかなり軽くなります。
『厚さ』
を大幅軽減できる事によって、転がり抵抗が抑えられます。
※転がり抵抗とは、 路面との接地摩擦によるエネルギーロス、タイヤの回転に伴う空気抵抗によるエネルギーロスの事を言い、転がり抵抗が大きいと同じ力で漕いでも進みにくくなります。
厚さが薄いチューブほど接地時の変形量(横への広がり)が少なくなり、それに伴いタイヤの接地面積も小さくなります。接地面積が少ない程、当然摩擦は発生しにくいので転がり抵抗も抑えられるというわけです。
この恩恵によりTPUチューブは、ブチルチューブに比べ路面に対する転がり抵抗を抑える事ができます。
重さ、厚さを大幅に削減する事で漕ぎ出しがかなり軽くなりよりスピードのある走りができたり、転がり抵抗が少なくなる事によっていつもより、タイヤが硬い走りができスピードにつながります。
それ以外にもPanaracer PURPLE LITE TPU Tubeには特徴がございます。
『値段』
パーツの価格高騰の影響で、TPUチューブの相場価格は約¥4000-となかなか手の出しにくい価格になってきています。
ですが、Panaracer PURPLE LITE TPU Tubeに関しては ¥1,980- 。
相場価格の約半額ですし、当店で使用しているブチルチューブ(MAXXIS ウルトラライトチューブ)に対し ¥660- の値段の差しかありません。TPUチューブを使う事によって車体に与える恩恵を考えると、 値段以上のメリットがありますよね!
『耐パンク性』
グラフにも記載してある単位「N/mm」は、耐パンク性を表す引張強さ を表し、この値が大きいほど強靱であることを意味します。
Panaracer PURPLE LITE TPU Tube は 1200N/mm と、ブチルチューブの 800N/mm に対し、1.5倍もの耐久性を誇ります。
耐久性が高い事でパンクの頻度も減るので、コストパフォーマンスも高い事が分かります。
一般的なブチルチューブ(ゴムチューブ)とPanaracer PURPLE LITE TPU Tubeの違いがより分かったところで、着眼点をPanaracer PURPLE LITE TPU Tubeに戻し、更に商品スペックをご紹介します。

今回原宿店に入荷したものに関しては、バルブ長65mmのもの。そして、なんとバルブコアの着脱が可能になり、バルブコアが破損した場合に交換したりエクステンダーでバルブを延長する事が出来るので、それこそ、「Fリムなどのリムハイトの高い手組ホイール」や「T3 CARBON WHEEL」、「SHRED88 CARBON WHEEL」などのカーボンホイールを使用した時に延長する事で、更なる車体のダイエットにも期待ができます。
現在は、700×23〜32Cの対応できるチューブを店頭に置いていますが、メーカーにて在庫があるのであれば、700×32〜47C対応のものもお取り寄せ可能になってます。トラクロなどの太いタイヤにも履かせる事ができ、より速い走りも可能になるのではないでしょうか。
愛車のダイエットにまだまだ力を注ぎたいのであれば、走行性能を飛躍的に向上させるだけでなく、軽さも生み出すPanaracer PURPLE LITE TPU Tubeをカスタムしてみるのはいかがでしょうか?
このように、今回はPanaracer PURPLE LITE TPU Tubeに関してのお話をさせて頂きましたが他にも、車体のダイエットに関して店頭にてご相談可能です。そして、逆に是非私にダイエットのおすすめのお話を教えてください✨

それでは皆さん、体調にはお気をつけてまた元気な姿でお会い出来るのを楽しみにしております👩🏭
ルネ

BROTURES HARAJUKU
RUNE