オーバーホールを知らないとは言わせない。

乗ってる年数や頻度に限らず、皆さんに知っていただきたい『オーバーホール』
端的にまとめると”分解→洗浄→再組立”の3工程で行う自転車の大掃除です。
お家の大掃除は年末にすることが多いと思いますが、ピストバイクの大掃除(オーバーホール)は年中いつでも行ってもOK。
ご依頼が多いのは年末辺りだったり、なかなか乗ることができなくなる梅雨の時期だったり、暑さ和らぎ久しぶりに乗り出そうとするここ最近の秋口だったりとさまざまです。
5~10年ピストバイクに乗ってるけど、オーバーホールのこと自体知らなかったという方もちらほらいらっしゃいます。
なので、改めてオーバーホールの重要性を分かってもらうためにも、先日実際にご依頼いただいた車体をもとにご説明させていただきましょう。
オーバーホール前

今回ご依頼いただいたのはこちらの車体。
もうすぐ10年近くになるほど乗り続けているオーナー様。
やはりオーバーホール自体ご存知なく、これまで一度もされたことがないそうです。
引きの写真でも良い味が出てることはわかりますが、寄りで見てみましょう。



各所に錆や汚れが目立ちますね。
別にマイナスな要素だけではなく、それだけの年月しっかり乗り続けているからこそ貯まる錆や汚れなわけですから。
それでは第一工程"分解"へと進みましょう。
分解





まずは愛車を全て分解。
日頃のメンテナンスで表面上は綺麗になりますが、なかなか分解したり洗浄したりすることがないBBやヘッドパーツも含め、全て分解します。
日常的に綺麗にしてるつもりでもクランクに隠れてたりして、意外に気づきにくい汚れだったり故障ってのはこういったタイミングで発見できます。
特にフレーム内部は汚れが蓄積し、各ベアリング部分のグリスも抜けてきて、乗り心地が悪かったり重かったり、なんか調子悪いな〜ってことになります。
そこで気づくことができればまだ良いですが、故障につながるようなことになれば最悪です。
そしてここからは洗浄へ、上写真の汚れをもう一度見返した上で次のフェーズへ。
洗浄





いかがでしょう?
頑固な汚れはもちろん、錆もできる限りは落とします!
錆きってしまっている部分は交換を推奨しますが、汚れは基本的に落とせます。
再組立

改めて再組立を行うにあたり、各所グリスアップと適切なトルクでの締め付けを行い完成。
今回は錆が酷いパーツは交換、そしてプラスアルファでカスタムを施し納車となりました。
オーバーホール後



新たにラックをつけて、錆が酷かったハブナットやブレーキキャリパーは一新。
見た目はもちろん乗り心地もオーバーホール前に比べて快適になること間違いなし。
ここで気になるオーバーホールのお値段ですが、
車体全体のオーバーホール工賃は¥33,000-(IN TAX)になります。
今回のように追加でカスタムやパーツ交換を行う場合でも、追加工賃は一切かからないのでこのタイミングでカスタムもオススメです。
しかも、ドライブ周りやヘッドパーツなど部分的なオーバーホールも行っております!
せっかくなら一台の愛車と長く付き合いたいですよね、そのお手伝いをぜひ我々にお任せください。
そして大事なことをもう一つ。
他店で購入されたピストバイクでもオーバーホールは大歓迎!
BROTURES以外のお店で購入されたピストバイクでもオーバーホールはお受け致します、もちろん工賃は同額です。
車体状態を確認の上、交換が必要なパーツを提案したり、カスタムを加えるかの相談をしたりとお気軽に相談してください!
相談は公式LINEからお気軽にご連絡ください!

BROTURES OSAKA
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