新たな挑戦の共感者となり、A-FRAMEを3世代先まで継いでいく。

こんにちは、レンです。

僕が乗っているフレームの一つ"A-FRAME CYCLES Titanium Track"

こちらのカスタムビルドオーダーが完成しましたので、本日はそちらをご紹介させて頂きます。
チタンという自転車において最強の素材を用いて作られた最高のフレームを、今回の方はどう組んだのか。

ぜひじっくり見て頂きたい。


一生を共にするためのバイクを組みたい。

これがこの方の今回のオーダー。

この方は今までに何台かピストに乗っており、今も複数台ある中で、今回はもう"今後変えていく必要のない完成形"を作り上げました。
いろんなパーツを使い、その中で自分の思い描いたドリームビルドを、このA-FRAME Trackにぶち込んだ今回のカスタム。

使っているパーツを見ていても、その熱意的なものがヒシヒシと伝わってきます。
チタンという素材は限りなく腐食しない、まさに一生を共にできるフレームですので、この車体をとことんまでに楽しみ、次の世代へ託していって欲しい。

では、細かくパーツを見ていきましょう。





ENVE CARBON ROAD DROP BAR COMPACT
ENVE CARBON ROAD STEM
ENVE CARBON SEATPOST
ENVE × SELLE ITALIA BOOST SLR SADDLE CARBON RALE

ENVE BAR TAPE
ENVE CARBON SPACER

コックピットは全てENVEで統一。
カーボンパーツ界の最高峰ブランドの一つ"ENVE"は、A-FRAME CYCLESと同じ西アメリカのユタ州オグデンを本拠地にするブランドです。

このブランドは、国内生産をメインにしており、パーツには生涯保証までつける安心と信頼のブランド。
高精度かつ高硬度のカーボンパーツは、適度なしなりとブレない硬さを体験できます。

僕たちBROTURESスタッフからの人気も高く、カーボンパーツの最果ては結局このブランドにたどり着いてしまう、夢のメーカーです。

余計なデザインがなく、品質と造形だけで皆を納得させる、アメリカンブランドらしい信念が、スポーツバイク乗りの心を常に踊らせ、憧れさせてくれます。






BROTURES F-45 CARBON RIM
GOKISO TRACK HUB SET
DONTINENTAL GRAND PRIX 5000 TIRE

ホイールだって一級品の組み合わせです。
今度はMade in Japanのトラックハブメーカー"GOKISO"を使ったカーボンホイールセットになります。

愛知県の超精密工作機械を手掛ける"近藤機械製作所"の自転車部門がこのメーカー。
国内にとどまらず、世界でトップのハブはどこ?と聞かれれば、きっとこのブランドが上がるでしょう。

このハブの最大の特徴は回転性。
通常、両サイドに1個ずつ、合計2個のベアリングを使用して組み立てる一般的なハブに対して、このハブはその倍の4個のベアリングを使用しています。

そして、そのベアリングはハブボディのなかで浮かんでいる。
なにそれ?ってなりますが、そのままの意味です。
ベアリングを受け止めるカップとハブボディが、ベアリング周辺だけかすかに隙間を開けているです。
その結果、ベアリングに余計な負荷がかからず、ロスなく回転するという設計になります。

これは使った人にしか体験できない極上の走行感ですので、ピストで本気のホイールが組みたいと思っている方はぜひ、このハブを最後の1本として選んで欲しい。




SHIMANO FC-7710 DURA-ACE CRANK
ALTER MAD MAX CHAINRING 49T / SILVER
MICHE PISTARD ORO TRACK COG
IZUMI SUPER TOUGHNESS 改 TRACK CHAIN

ピストバイクの心臓であるドライブトレインも抜け目なく、最高と言われるパーツたちが揃っています。

その中でもSHIMANOのDURA-ACEは自転車界において、その名を知らない人はいないSHIMANOの最上位グレード。

元々あったFC-7600モデルはスクエアテーパーBBを採用しておりますが、こちらは専用構造のオクタリンクを採用した別モデル。
クランクアームの中は中空になっており、FC-7600よりさらに軽くなりながら、その踏み心地はさらに硬くなっています。

シルバーのクランクの選択肢が少ない中で、ちゃんと長く使えるものが欲しいと考えている方は、最新機構のFC-7710かクラシックのFC-7600のDURA-ACEを使ってみて欲しい。

おそらくそれが最後のクランクカスタムになるでしょう。




SRAM S900 BRACKET BRAKE LEVER
SRAM FORCE BRAKE SET

最近、リムブレーキ関連の廃盤が決まり、順次在庫終了となっているSRAMのブレーキ関連。

ブラケットレバーは既に店頭・メーカー共に完売しており、このブレーキも間も無く終了します。

FORCEはSRAMの中ではミドルグレードに位置するシリーズですが、このチタンのようなマットでダークなシルバーがいいビジュアルをしている。

また、オンパクトな設計のおかげで、ブレーキをつけないといけない日本でも、外観を邪魔せずにつけれる点が嬉しいです。
僕自身もSRAM愛用者なので、ブレーキセットは2セット持っていますが、どちらも5年以上使って問題なくパチっと止めてくれるので、信頼しています。

ブレーキの選択肢がさらに少なくなってしまう前に、好きな見た目のモデルを手に入れておきましょう。



いかがでしたでしょうか?
大人でまとまりのある今回のカスタム、誰もが真似できるものではありませんが、これを目標にカスタムを少しずつしていくのもいいのではないでしょうか。

ここまでくれば本当にもう変えることは無いんだろうな。
どのパーツも外したくないもん。
気分転換にライザーバー、なんてのはやってもいいかもですね。

街でもしこのカスタムを見かけた方がいたら、ぜひ「あのブログ見ましたよ!」なんて声をかけてみてもいいかもしれません。
もっと近くでこの車体を見れると思います。

せっかくなんで、僕が乗っているA-FRAME Trackの話も少ししようかと思います。

約2年乗って改めて感じたこのフレームの良さ

僕が乗り始めたのが2024年の8月で、まもなく2年になります。
時間が経つのは早いもんです。

今も快調すぎる乗り心地で、僕のメインバイクとなって色んな所へ連れてってくれています。

今のカスタムはこんな感じ。

前に紹介した時からの変化している部分はステムとチェーンリングくらいかな。
自分の中でかなり出来上がっているので、細かなポジションの変更やギア比を変えて、より良い乗り心地を追求しているって感じですね。

チタンフレームにずっと乗っていて思うのは、やっぱり疲れにくいってこと。

アルミのように軽く機敏だけど、クロモリのように振動を流し軽減して楽に走ることができる、このチタンという素材だからこその心地よさですね。

BROTURESオリジナルのチタンシートポストやA-FRAMEが作るチタンライザーを掛け合わせ、軽くてタフなカスタムでライドを楽しんでいます。

前にも感想を書かせていただいたように、このフレームは"KAGEROとLAのハイブリッド"的乗り心地。

瞬発的スピード感と直線安定感を持つ、両方の特徴を掛け合わせたような感覚を楽しめます。
また、柔すぎないしなりが、ライザーバーでゴリゴリにダンシングした時に力を逃さず、グッとスピードを上げてくれます。

この感覚が、チタンフレームでしか味わえないものだと思います。

このカスタムで一番気に入っているのは"カスタムペイントされたフロントフォーク"

Columbusが作るカーボントラックフォークに、いつもお世話になっているTWENTYTWO-FOURの森岡さんに施していただいたマーブルペイント。

A-FRAMEのこのモデルは1-1/8ストレートコラムに対応したヘッドチューブになっているので、色んな適合フォークが存在する。

もちろん、標準のフルカーボンフォークは優秀で、超軽量かつスリムなデザインなのでそのままでも十二分です。
じゃあなぜ差し替えたのか。

フォークオフセットの違いによる乗り味や操作性の違いを体験してみたかったから。

フロントフォークってそのピストバイクのハンドリングを、ステムの角度よりもハンドルの形状よりも、最も影響を与えると思っています。

この角度一つでバランスの取り方や体重移動での操作性に大きく変化が生まれるので、それをこの万能な規格を持つA-FRAME Trackでやってみたかった。



左:純正フルカーボンフォーク / 右:Columbus製カーボンフォーク

元々のA-FRAMEオリジナルフォークはオフセットが28mmと、LEADERと同じく立った設計になります。
そしてこのColumbus製フォークは35mmになっており、ホイールが7mm前に出ます。
ぱっと見じゃほぼ変わらない。

するとどうなるかというと、標準よりもギュンギュン曲がれるクイックさが生まれました。
この感覚はDOSNOVENTAユーザーが想像しやすいと思います。
DOSNOVENTAはハンドリングや重心移動での反応速度が特に高い設計で、それに似た乗り心地になりました。

これはオフセットの違いによって"トレイル"という数値が変化することによって起こる違いです。
分かりやすく言うと、フォークが立てば直進安定性が良くなり、ブレにくく真っ直ぐ走る自転車になる。
逆にフォークが前に寝れば寝るほど左右のどちらかに曲がろうとする働きが強くなるので、クイックに立ち回れるようになります。

A-FRAMEのキャントラ譲りの設計は、トラック場を高速で走るための設計なので、曲がる必要がないからブレないようにフォークを立てて詰めている。
それがスピード感のある走りを作り出す、このフレームの大きな特徴になっています。

僕の今のカスタムはそれをもう少し、自分の走るストリートでの不規則な動きに対応しやすくしたカスタムです。
ライザーバーでの日常的なショートからミドルのライディングにはこんなカスタムもオススメです。

上で紹介したドロップハンドル×ブラケットのロングライディングなカスタムは、曲がるより直線の伸びが欲しいカスタムなので、標準フォークが最適だと思います。
軽くてすぐにスピードに乗る、このフレームの設計を楽しめるカスタムですね。

間も無く到着いたします。

前回の受注会でオーダーいただいた皆様、大変お待たせいたしました。
間も無くフレームがBROTURESへ到着予定でございます。

到着のアナウンスは個別で行わせて頂きますので、もう少しだけお待ちくださいませ。

もし、このブログを読んでA-FRAMEが欲しいとなった方、ぜひご相談くださいませ。
しっかりフレームの解説をさせていただき、最高の1台を一緒に組み上げましょう。

では、ご連絡をお待ちしております。

REN


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