横浜店スタッフ"Yusuke"が語るカスタムカルチャー[PART Ⅰ ]
「カスタムカルチャー」
それは既に完成されたモノを完成形として受け入れないこと。
誰かが作った"正解"に、自分なりの"違和感"を感じ、試行錯誤を重ねて足し引きていく行為。
削る。切る。塗る。継ぎ足す。
手間も時間も惜しまず、自分の感性を少しずつ1台に込めて積み重ねていく。
そしてそれは単なる乗り物ではなく、自分が歩んできた時間や価値観を映し出すアイデンティティとなる。

- カスタムとは、自己表現そのもの。 -
その中でもハーレーを中心としたチョッパーカルチャーや西海岸やチカーノのローライダーカルチャーには、ピストバイクと通じる空気を感じる。
決して便利ではない。むしろ不便。
お金も掛かる。手間も掛かる。たまに壊れる。笑
純正の方がよほど快適で、性能も高い。

それでも、人はカスタムに没頭してしまう。
わざわざ性能を犠牲にしてまで、自分だけの形を追い求める。
合理性では説明できない世界。
だからこそ「カスタムカルチャー」は面白い。
万人に理解される必要なんてない。
「それ、何がカッコいいの?」
そう言われても構わない。

100人に好かれる一台より、たった一人が「その気持ち分かる」と笑ってくれた方が嬉しい。
そんな1%の感性に向けて作られた世界。
僕らが愛しているピストバイクも、きっと同じだ。
BROTURES横浜店の店長であるYusuke氏は、そんなカルチャーに囲まれながらピストバイクを楽しんでいる。
彼にとって、バイクと自転車は別の趣味ではない。
どちらも「自分を表現するための素材」
その遊び方が、ピストバイク本来の遊び方なのかと言われれば分からない。
だけど、遊び方にルールがないからこそ、ピストバイクはカルチャーとして成立している。
だから彼は、今でもピストバイクが一番面白い乗り物だと言い切る。

そんな彼が組み上げた一台は、速さだけを求めたバイクでも、流行を追い掛けたバイクでもない。
チョッパーやローライダーから影響を受けた空気感を、自分なりの解釈でピストバイクへ落とし込んだ一台。
パーツ一つひとつに理由があり、色使いやシルエットにも彼らしい美学が宿る。
完成車として売られていた姿は、もうどこにも残っていない。
削り、足し、試し、またやり直す。
そうして積み重ねた時間こそが、この一台にしかない雰囲気を生み出している。
カスタムとは、完成を目指すことではなく、自分らしさを探し続ける過程なのかもしれない。

ピストバイクは、速さを競うだけの乗り物じゃない。
どんなパーツを選び、どんなスタイルで乗り、どんな景色を見てきたのか。
そのすべてが、自分だけのストーリーになっていく。
だからこそ、完成形は人それぞれ。
正解なんて必要ない。
誰かの価値観ではなく、自分が心から「これが好きだ」と思える一台を作ること。
それこそが、ピストバイクというカルチャーを楽しむ一番の醍醐味なのだと思う。
今回は、カスタムカルチャーという価値観についてお届けしました。
PART2では、実際にミッツがBROTURES横浜店YUSUKE氏へインタビュー。
「彼が考えるカスタムカルチャーの本質とは何なのか。
そして、モーターカルチャーとピストバイクにはどのような共通点があり、なぜ惹かれるのか。」
実際に彼のモーターバイクとピストバイクを並べながら、そのスタイルや価値観、カスタムに込める想いについて深くお話を伺っていきたいと思います!
ピストバイクを「乗り物」ではなく「カルチャー」として楽しむ理由が、きっと見え、それに共感してもらえたら嬉しいです!
ぜひ、PART2もお楽しみに!
BROTURES YOKOHAMA
mittz