LEADER BIKES CURE.
721TRの後継モデルとして発表されたCURE
同時期に発表されたCRETINと共に、ピストバイクをより多くの方に楽しんでもらえるエントリーバイクとして爆発的な人気を博しています。
特にこのCURE、実はLEADER BIKESのハイエンドモデル"KAGERO"のジオメトリーを継承し、CRETINに比べ非常にコンパクトな乗り心地が実現します。
街乗り、楽乗りを目的とし乗るなら、僕はCUREを選びます。
標準装備でライザーバー、そして28cの太めのタイヤという点も、初めてピストに乗る方にとっては嬉しいポイントではあります。
しかし、多くの方が購入するにあたって悩みの種となるのがブレーキ。
BROTURESのディスプレイは、よりピストバイクのシンプルさをイメージしてもらえるようにブレーキレスで仕上げて飾っている事が多いです。
もちろんブレーキをつけても、LEADER BIKESのモダンなイメージは損なわれませんが、出来る事であればブレーキもかっこ良くつけたい。
今日はそんな要望を汲んだカスタムをご紹介。
CUREのコンプリートバイクにちょっと手を加えれば、ブレーキをつけてもこんなにカッコいい一台に仕上がります。
LEADER BIKES CURE CUSTOM ¥120,000-
安い!!って思った人も少なくないはず。笑
実はこのCURE、残念ながら入荷の際の船の中でちょっとだけ雑な扱いを受けてしまったらしく、小傷が付いての入荷となってしまいました。
しかし走行上何も問題はなく、このまま何の陽の目も浴びず、またアメリカへ送り返すのもかわいそうだと思い製作しました。
正直言って、かなりお得です。
まずはステアリング部。
ハンドルにはNITTOの名ハンドル「RB021」をインストール。
NITTO RB021 BULLHORN ¥4,750(税抜)
実はLEADER BIKEの看板ライダーであるAlonso Talも使用していたこのハンドル。
このハンドルに今回はSRAM TT500をインストールしました。
ただこの手のBullhornにTTレバーをつけると本来は、、、
ちょっとカマキリ感が否めない、、、
個人的にはあまり好きではありません。
そこで今回は大胆にこの部分をカット。
TTレバーを地面と平行に付けられるし、さらにはブレーキまでの距離も縮まるので、TTレバーを利用している人もブレーキが格段に楽になります。
何より、スマートになったRB021のルックスが個人的にはめちゃくちゃお気に入りです。
そして注目すべきはもう一つ、ブレーキキャリパー。
冒頭で言った"ブレーキを付けるとイメージが変わる"というカスタマーさんの意見の根底には、ブレーキはとりあえず使えれば良いと考えている人が大多数な気がします。
ただやはり自分の愛車に付けるもの。
ブレーキパーツも少し拘ってみれば、愛着の湧くカスタムに早変わりです。
今回入れてみたのはDIXNAから送り出されたキャリパー。
DIXNAデュアルピボットブレーキ F/R ¥16,000(税抜)
アルミ削り出しにより仕上げられた美しさは、ブレーキはつけない!!と頑に拒むダーティーなライダーからも絶大な支持を得ています。
BROTURESで一般的に使われているBRS101が約190gに対し、こちらは約150gと超軽量のキャリパーになります。
つまり前後で使用するとブレーキキャリパーだけで80gも軽量化に成功してしまいます。
SRAM TT500然り、DIXNAのキャリパー然り、今まで見て見ぬ振りをしていた部分にもちょっと気を使ってあげるだけで
今まで以上に愛着の湧く一台になるはず。
この車両は限定特価となりますので、気になる方はいち早くお問い合わせ下さいませ。
YUSUKE