ライダーの為に作るフレームとは。
先日ニューヨークで行われたストリートレース
『RED HOOK CRIT』でLEADER USA TEAMが3位に入った影響もあり
最近店頭ではREOVATIOの問合せが増えています。
ところでスポーツの業界では市販されている商品と実際に選手が
コンペティションで使用するモノでは大きな違いがあることはご存知でしょうか?
例えばスキーやスノーボードの業界もそうです。
僕は長い間スキー選手をやってきて高校までは当たり前のように
スポーツショップで市販のスキーを購入してレースに出ていました。
海外のレースに出るようになり、その頃からメーカーサポートを受けて
いわゆる『選手用』というスキーで転戦することになりました。
驚くことに選手用のスキーはまず製造される工場が市販とは違うこと。
選手のスキーだけは自社工場で膨大な開発費といい材料を使ってわずかに生産し
全く同じデザインに見える市販用のスキーは別の国で大量生産していました。
トップシートだけは同じモノを使うので見た目は同じなのですが、中身は全くの
別物で並べてよく見るとなるほどね〜って感じだったのを覚えてます。
もしレース期間にスキーが壊れて市販のスキーで出なくてはならなくなった場合
おそらく僕はスタートバーは切らない選択をとると思います。
当然パフォーマンスは落ちますし、さらに市販用のスキーでは
そのバーン、スピード、重力に全く耐えることはできないのがわかっていて
最悪の場合ケガをすることも容易に考えられます。
さらにもっと驚いたのが、どう考えても違うメーカーのスキーの形なのに
デザインはその選手が契約しているメーカーのものだった時です。
ようするに契約している選手がマテリアルに問題ありと感じれば、シーズン中でも他社の
選手用スキーをテストして、多額でそれを買い取り自社の工場でトップシートだけ乗せ換え
契約メーカーのスキーにしてしまうなど、、、、
メーカーからすればプライドはめちゃくちゃにされますが、それでも選手を勝たす為
ならそこまでやるのがプロスポーツの世界なのです。
なにが言いたいかというと、RED HOOK CRITでライダーが使用したフレームが
驚くことに、お店で販売しているフレームと製造工程が全く同じだということ!
同じ工場の同じ生産ラインで作られ、ランダムに選ばれた何本かがライダーの手に
渡りあのレースに参戦したのです。
これは道具を使ってスポーツをやってきた僕にとってはかなり衝撃的なんです!
もしかしたら自分が組んだフレームが工場でとなりに並んでたのは、ライダーのフレーム
だったのかもなんて!!
おそらくCINELLI CHROME TEAMのようなビッグカンパニーではそうはいかないでしょう!
メーカーの威信をかけて、プロモーションの為にも錚々たる決意で臨んでいたに違いありません!
そんなメーカーとレースでは戦い、さらに表彰台に乗ったフレーム『RENOVATIO』
素材からジオメトリーまでライダーと全く同じフレームに乗れるなんて
こんな貴重な機会は無いと思います。
是非ご検討ください!
LEADER RENOVATIO CUSTOM BIKE ¥200,000〜
遠方の方はお電話でも構いませんのでお気軽にご連絡ください。
お見積りはメールでもやりとりが可能です。
PDFファイルで簡単に作成できます。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=FWdpm_2Rjkw[/youtube]