The attention to 725TR VOL.2

昨日から始めたLEADER BIKES 725TRの解剖ブログ第2段として、今回は塗装の事を。 725の塗装はポリウレタン低温塗装(ウレタン塗装)という加工を施しており、主に自転車の塗装は他に焼き付け塗装というのがあります。 まず焼き付け塗装とは文字の如く「熱をかけ焼き付けることによって硬化する塗料を使っての塗装」 ウレタン塗装は「常温でも塗装することの出来る塗装」 725に施している塗装はウレタン塗装なのでフレームへのダメージが無くフレームとしては理想の方法といえます。 またウレタン塗装は常温で塗装をし乾燥をさせるのですが、乾燥をさせた際に非常に硬くなるので材料の表面を強いコーティング膜として守ってくれます。 日差しや雨など耐候性も高く、強い磨耗耐性もあります。耐久年数も10年程度と非常に長期となっており、劣化の少ない仕上げ。 素材としても柔らかく密着性が高いためフレームの湾曲している部分にもしっかりと対応してくれます。 また色合いの問題もあり、焼き付けの場合だと加熱してしまう為、どうしても色味に変化が出てしまったり色の調節にムラが出る可能性があります。 ウレタン塗装の場合であれば常温で出来る事もあり、カラーに関しては安定しているといった点もあります。 さて今回は塗装でしたが如何でしょうか。あまりここまで知っているお客様は少ないのではないでしょうか。 次回のテーマは、、見てからのお楽しみということで!
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