The attention to 725TR VOL.6
今回のブログで最後の725TR解剖ブログ、最後の回となってしまいました。
最終回の今回はディテールデザイン。最近はメジャーになってきたテーパーヘッドチューブ、シートポストの2点止め、「725」デカールの3ポイント。
まずは「テーパーヘッドチューブ」から。テーパーヘッドチューブは力のかかるヘッドチューブ下側が太くなることでそこに接続されるダウンチューブが太くでき、より強度が高まります!
また、太くなったフレームの形状にに合わせてフォークの形状も太く、大きくなるためフォーク強度もアップします!
ダンシング(立ち漕ぎ)だったり、スキッドといった動きはフレームにねじる力を掛けることになるので、この部分の強度アップはよりタフに、より速く走るためには必要な強化だといえます。
そしてシートチューブの2点止め。従来のシートクランプは1点止めから2点になり、より固定力が上昇。
固定力が上昇しただけではなく、1点よりも2点にすることでシートクランプ付近の負担が分散されフレームへのダメージも軽減。
体重がグッと掛かるポジションなので、よりタフなシートクランプ構造になりました。
そして最後は「725」のトップチューブロゴ部分。ロゴが若干斜めに付いているのに気付いている方もいるかと思います。
決してLEADERの製造工場が手抜きをしてミスで貼ってしまった訳ではありませんよ。笑
実はこの725ロゴはトップチューブがスローピングしているのを分かりづらくする為です。
気になっていた方多かったと思います。意外とシンプルな理由ですが、細かい部分まで気にしているのが分かりますね!
さて一週間掛けてご紹介した725解剖ブログどうでしたでしょうか?
またタイミングがあれば他のフレームでも行ってみたいと思います。
自分も少し前まで乗っていたLEADER BIKESの代名詞、725TR 是非この機会に!
045-413-7875
yokohama@brotures.com