究極の”普通”。

諸事情により、ここ最近手ぶらで通勤しています。toshiです。
これでもかってくらいの大荷物を毎日担いで通勤していたので、なんかめっちゃ新鮮。 今ならこの世の真理が覗けそうです。
そんなミニマリストもどきな生活をしていて思ったのですが、これがなきゃいけないってモノなんてないんだなって。 この世にあるものってほとんどが、あれば便利なだけで絶対的に必要かって聞かれると、案外なくても不便じゃなかったり。
それを言うなら自転車もいらないじゃんってなりますけどね。
そこは僕らの存在理由を否定することになっちゃうのでご容赦ください。。 ここまで極端でなくとも、自分の好きなものに限定的なライフスタイルを選択できるって非常に大切なことだと思います。
何が必要で、そうでないのか。取捨選択が出来るかどうか。 あれもこれもって色んな分野に手を出しすぎて、自分を希釈しちゃっている感覚というものを感じていました。
身の回りがスッキリすると、思考もスッキリします。 スマホやパソコンのキャッシュを削除するような感じですかね。 これは自転車にも当てはまります。
何が必要で、そうでないのか。 多分それはトレンドとかそういう一時的なものではなく、究極に普通なものなんじゃないでしょうか。 つまりミニマルでノームコアな自転車。これはその可能性のうちの一つです。
Simple is bestとはよく言いますが、そう簡単なことではありません。
ノームコア(normal+core)という言葉のように、何をコアとして持っているか。 全てが過多のこの時代に何を選択するのか。 そのアイデンティティーが反映されていない、中途半端に普通なほど退屈なものはありません。
究極を言ってしまえば、普通など存在していないということを前提にした生き方自体を指しています。 フレームのクロモリは100年素材とも呼ばれ、孫の代まで乗り継ぐことができるでしょう。
サドルにはオーナーと共に歳をとるBROOKSのレザーサドル。かけがえのない自転車の心臓部のクランクは妥協して欲しくないですね。 普段使いで、快適で安定したスピード感を求めるならランドナーバーをチョイスしてみてはいかがでしょう。
決して背伸びしすぎているわけでもないし、安けりゃいいってわけでもない。 恐らく今の僕にはこんなバイクが合っている。
toshi
