僕が735に乗る理由。 “BROTURES KICHIJOJI INTERVIEW...
「ストリート最速」というコンセプトのもと、 ロードバイクでもクロスバイクでもなく、
ピストバイクのみを作り続けてきたカリフォルニア発の自転車ブランド「LEADER」。
中でもフラッグシップモデルとなる“735”は、トラック競技向けのディティールをストリートに落とし込んだ、LEADERを象徴するモデルです。
存在感のある重厚なシルエットとは裏腹に、パフォーマンスはクイック&シャープ。
フラッグシップモデルであるが故に初めてピストに触れる人にこそ乗ってもらいたい、LEADER渾身の一台です。
LEADER®︎ 735TR Complete Bike
今回は、Uber Eatsの配達パートナーとして働く傍ら、都内で活躍する人気のDJでもある、“DAH-ISHI”さんに、LEADER 735 の魅力について、お話しを伺っていきます。
僕が735に乗る理由。 “BROTURES KICHIJOJI INTERVIEW” vol.4
久しぶりの休日ということで、車体のメンテナンスにBROTURES吉祥寺店へ訪れていたDAH-ISHIさん。
思い付きで取材を申し込んでみたら、すんなりOKを頂けました。(優男...!!)
さすが、普段のDJ活動で人前に立つことに慣れているらしく、
カメラを構えて一枚目の写真でこの雰囲気(オーラ)。只者ではない。。
-自分の目と耳で感じるために。
ホンモノを見極める感性を養いに行った感じ。
かれこれ15年前、なんと19歳の若さですでにDJを始めていたというDAH-ISHIさん。
28歳を迎えたある日、一念発起し、それまで勤めていたアパレル会社を退職。単身、海外留学することを決意します。
「東京の流行が、地方都市には年数ヶ月〜数年遅れてやってくるように、やっぱり音楽シーンの流行は海外の方が圧倒的に早い。本場のトレンドやカルチャー、そして生の空気を感じたいという気持ちは若い頃から常にあって、28歳になった時、不意に思い立ってカナダまで行っちゃいました。30超えてたら行けてなかったですね、多分(笑」
留学先はカナダ最大の都市として知られるオンタリオ州、トロント。
地元の有名レストランで働きながら、一心不乱にレコードショップをディグりまくり。
もちろん夜になればMUSIC BARでプレイに明け暮れ、
そこで培った確かなDJスキルを手土産に、帰国の途に就きます。
-どうせ買うなら、ローカルのものを。
735との出会いは、吉祥寺にBROTURESがあったから。
トロントへの留学を経て、人として、そしてDJとしても大きな進化を遂げたDAH-ISHIさん。
帰国後、LEADER 735に乗るようになったきっかけを伺いました。
「帰国してすぐ、近所を移動する足が欲しくて、自転車屋さんを探しました。当時久我山に住んでいたので、BROTURES吉祥寺店が近かったんですよ、シンプルに。別にピストバイクを探していた訳じゃないんです。(笑」
BROTURES吉祥寺店に行った時点ではピスト知識ゼロだったDAH-ISHIさんですが、
LEADERというブランドが持つバックボーンや、東京のストリートを取り巻くピストバイクカルチャーに触れ、その日のうちに735の購入を決定。
「出身は神奈川の平塚の方なんですが当時もそうだし、トロントに行ってからも、活動の拠点は基本的にローカルがメインでした。理由は、作為を持って作られた商業的な流行やカルチャーじゃなくて、ローカルで発信される、より鮮度の高い本物のカルチャーに触れたかったから。」
「単純に735のディティールもスタイルが出てて好きだったし、都市部で実用的、かつカルチャーとしても深みのあるLEADER 735は、レコ屋をめぐるにもクラブに行くにも、僕にとって最適解な気がしました。」
-“タフネス&クイック”
ハードでタイトなスケジュールに欠かせない「2大要素」。
帰国後、DJ活動に専念しながらできる仕事として、Uber Eatsの配達パートナーに登録。
仕事とDJ活動の両面で、LEADER 735の高いスペックが遺憾無く発揮されているようです。
「ウーバーの配達を終えたら家に帰って、シャワー浴びて今度はDJしに出掛けて...
そんな感じのハードでタイトなスケジュールのほぼ全てを、LEADER 735で移動しています。」
「俊敏な動作性と、毎日乗り込んでも壊れない頑丈さ。僕のライフスタイルに求められる重大要素を、これ以上ないほど満たしていて、735無しの生活は考えられない。」
-東京で生きる人間、そして表現者として。
まだ「ピストバイク」を知らない人へ。
アパレル会社での経験や、トロントでの生活、そして東京での音楽活動など、その時々において着実に自らををアップデートさせてきたDAH-ISHIさん。
インタビューの最中、ふとあることに気づいたとか。
「これは今日インタビューされてて思ったんですけど、この時代、都市部でバリバリ働いていて、かつ趣味も大事にしたい!って人、かなり多いと思うんです。僕はDJとして自分を表現していますが、時間はいつだって有限。人が決めた移動手段や時間に囚われる窮屈さを感じている人には、ピストバイクは絶対ハマると思います。」
「実際、DJ仲間やイベントに来てくれてて顔馴染みのお客さんとかには、しょっちゅう紹介してるんですよ。(笑」
そうなんです、ちょいちょい「DAH-ISHIさんの紹介で」というお客様、来てます。
今回のインタビュー含め、DAH-ISHIさん、いつもありがとうございます!!
-DAH-ISHI-
神奈川県平塚市出身。1989年生まれ。
姉から借りたHIPHOPやR&BのCDをきっかけに音楽に興味を持ち、19歳からDJを始める。
大のファッション通でもあり、地元平塚の Vintage Shop 「MAMUDS」では名物スタッフとして活躍。服飾専門学校卒業後、某アパレルブランドに就職。
カナダへの留学を経て、都内でのDJ活動を本格化。
下北沢Counterclub. /渋谷family / 青山ZERO でレギュラーイベントを持つなど、活動の幅を広げている。
BROTURES KICHIJOJI
Miya