「芸術の秋」ということでいろんな美術館や展示・個展などに意識的に行くようにしています。
普段考えもしないようなことや、見たことがないものに触れると、感性が刺激されていいですよね！

どうも、来年の秋までには全て忘れます。ミヤです。

さて本日は。

ALL CITY Big Block
Frame Set ¥124,300-
Complete Bike ¥228,800-

アメリカ ウィスコンシン州 ミネアポリス発のアーバンサイクルブランド「ALL CITY」から
スチールトラックバイク “Big Block”の入荷です。

上に表記の通りで、Big Blockはフレームセット単体での購入も、コンプリートバイクでまるっと一台の購入も可能な、選べる2wayスタイルでの販売です。

これからピストバイクを始める方や、載せ替えを検討中の方にも漏れなくオススメなニューカマーでございます。

ジオメトリーはというと、跨るだけで玄人感漂う若干のスローピング（弱スロ）が特徴で
攻めの「THE ピストバイク」と言うよりは
トラックバイクとしても、或いは肩肘を張らない街乗りシングルスピードバイクとしても活躍するマルチな可能性を秘めた一台。

モノトーンながら多色使いのペイントというデザインセンスも素晴らしく、
またヘッドバッチやリアエンドにはミネアポリスを象徴すアイコン「ヘネピンアベニューブリッジ」の意匠が施され、しっかり地元をレップしている姿勢もかっこいいです。

使用されているチューブはオリジナルブレンドの クロモリ612 ダブルバテッド。
クロモリならではのしなやかさと衝撃吸収性を最大限に活かした、ALL CITY独自のセレクトです。

シートチューブ下部にはボトルホルダーやAirTagなどを設置できるダボ穴が開けられています。
ピュアなトラックバイクほどこの穴が無いもんで、こういう気配りは本当に有難いですね。

さて、そんなBig Blockですが
今回は、メーカーで用意してくれているコンプリートバイクを「そのまま」組み上げて見ました。

まず目に付くのがこのインパクト抜群な超ロングライザーバー。

ロード/トラックドロップなどに比べ圧倒的に操作性が高く、初心者でも乗りやすいことから、様々なブランドのコンプリートバイクで標準装備されることが多くなってきたライザーバーですが、ALL CITYもこのトレンドをしっかり抑えてきてますね。

めっちゃ長いです。
ノーカットで約780mmあります。カットして使いましょう。

ヘッドパーツは標準装備でまさかのCANE CREEK。
シールドベアリング内蔵で、とりあえずはこれで全く申し分のないクオリティの高さ。

さらに、走りの肝となるクランクはALL CITYオリジナル。
こういう細かいところまで拘れるかどうかが全体の完成度に大きく関わってくるので、
そのあたりの妥協の無さにも感服の至りです。

実はクランクと同じぐらい需要な「タイヤ」も標準でvittoria ZAFFIROがついてきます。
ハイスペックとまでは言わないですが、走り出しには必要十分な転がり性能を備えています。

地味にブレーキも良いんですよね。
CAMPAGNOLOなどに見られる流線型のフォルムがフレームのデザインとベストマッチ。
カンパのブレーキキャリパーは来年まで入荷未定なので、これ、結構ポイント高いかもです。

と言うわけで、BROTURESではこれまで様々な大人の事情により取り扱いできずにいた
ALL CITY、この度、満を辞して店頭での販売を開始致します。

ちなみに、ブログのタイトル通り、【吉祥寺店限定】の商品となりますので、
遠方の方は、一度BROTURES吉祥寺店までお問い合わせをお願い致します。

お近くの方は、ぜひ実車をご覧になりにBROTURES吉祥寺店まで足をお運びください。

どうぞよろしくお願い致します。

それでは。