変態という名のマニアに贈る逸品。
一定数いるんですよね。
パーツを肴に酒が飲めちゃう変態さんが。
気持ちはわかりますよ。僕はそんなことしないけど。
機能美とは言いますが、優れた工業製品は使わずとも眺めたり触れるだけで恍惚となれるものです。
今日はそんな類のパーツのご紹介です。
RUNWELL ELITE HUB NUT
BROTURESとのコラボレンチでお馴染みのRUNWELLよりハブナットが入荷しました。
わざわざ交換する必要のあるパーツではありませんが、手に取るとどうしても離したくなくなる。
”丸棒の削り出しで作ったM9、M10ネジピッチ1mm、ワッシャー付きハブナットです。
厚み10mmのRunwell製ハブナットレンチと相性が良くなるようデザインされたことは勿論のこと、レンチのはめ込み作業をよりスムーズに行えるように、ハブナットの頭に幅広いテーパーを設けました。そして、削れる無駄を全て削り落とし、業界最軽量を実現。エンドとの接触面からネジ山までの距離も最短です。24時間の塩水噴霧器試験を繰り返し実施して、錆に強く且つナットのネジ山を潰さない表面処理方法を実証して採用しています。フレームのメーカーやデザインによりますが、フォークエンドが窪んでいたり、ツメが飛び出していてナットがハマらない(ハメにくい)という声にも、可能な限り応えるデザインとなっています。”
物理的にも視覚的にも様々なバイクにフィットできるように設計されています。
LEADERなどのカーボンフォークはワッシャーの大きなナットが使えなかったりしますからね。
ハブ軸の長さにもよるけどラックを取り付ける際にも重宝しそう。
このたかだか2cmしかない小さなナットにここまでのギミックと熱量を詰め込めるのは日本の誇りでしかありません。
僕は最大級の敬意をもってこう言いたい。
RUNWELLさんが一番変態!
Toshi