大盛り上がりだったCMWCのレポートブログ。
横浜店からToshiがお送りします。

まず最初にご存じの方も多いとは思いますがCMWCに参加されていたアメリカのメッセンジャーが大会後に交通事故に遭う悲しいアクシデントが起こってしまいました。

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CMWC 2023 Yokohama(@cmwc2023)がシェアした投稿

たくさんの人が複雑な心情を抱いていることとは思いますが、まずはパティとその家族、仲間に心からご冥福をお祈り申し上げます。
このような最悪の事態を避けるべく僕らも微力ながらお手伝いさせていただいていました。
バイクパッキングの荷解きやメンテナンス、日本の道路交通法を知らずに来日したライダーたちには手の届く限りにブレーキの取り付けを作業スケジュールを押してでも行いました。

自転車を、ピストバイクを、ただの危険な乗り物にしたくなかったし、何よりCMWCを成功させたかった。

実行委員のサンテさんは大会中から歓声にかき消されようと
「もしあなた方の心に少しでも感動が生まれたのなら、どうか実行委員とボランティアクルーの皆に労いと称賛の言葉をかけてあげてほしい。」
といった内容の発言をされていたのが印象に残っています。

何年も前から誘致に尽力して、本来ローカルな駐車場で行われるようなイベントを日本のたくさんの人に見てほしいと、日産スタジアムでの開催のために交渉を繰り返していたのを僕らは知っています。
メインのデリバリーレースのチャンピオンがサンセットと共に決まるエモーショナルな演出を見せたいと当日もギリギリまで調整していたのに、本人たちはそれを見ることなく次の準備のために会場にいませんでした。
彼らこそあの場にいた誰よりもCMWC Yokohamaを楽しみにしていたはずなのに。

そんな本気で自転車に向き合う彼ら見ていたからこそ、これまで求められればサポートしてきたし、これからもそうしたい。
だから実行委員やボランティアの皆さんのためにも「来てよかった」「楽しかった」とSNSの投稿でもコメントでもいいので伝えてほしい。
こんなことは皆さんは知らなくていいのかもしれませんが、カルチャーを伝えることが僕らの役目だとすればこのことを書かずにはいられませんでした。
本当にありがとうございました！！

さて、レースの様子などは出場したスタッフに任せるとして、僕はというと当日写真を撮ったり店番したりお買い物したりCMWCを満喫させてもらってました。
フラフラしていると「Safaいんじゃん」と初日に発見。
最終日のデリバリーレースではぶっち切りの1位で圧巻でしたね。

実はSafaは数年前にLEADERのチームライダーとして活動していた経歴があります。
当時からチャリ乗るのずば抜けて上手いな〜なんて思ってたんですが、まさか日本に来てるなんて。しかもダントツで優勝するなんて。
Safaの後ろで誰よりも嬉しそうにしているうちの社長のガッツポーズは単にお酒の勢いだけではなくそんな背景も相まってるはず。ですよね...？

俺はSafaが速いって知ってたもんね！
っていうダサい後出しをして締めたいと思います。
またいつかこんなイベントできたらいいな！

Toshi