透明な自転車?素材革新が生み出す新たな可能性!!!
素材革命というのは、時々想像を超える展開を見せることがある。
金属やカーボン、最近では竹や木材、ダンボールなど色々とある中で、なんと完全透明素材のフレームが作られた。
以前からサーモプラスチックなど、様々な素材の可能性が試されてきたが
あくまでも強度優先であり、素材が透明であるというと頃への注目度はなかった。
一部アーティストにより、透明フレームをテーマとした作品はあったが、実用性からはかけ離れていた。
それがこちら!!!!!
一見ガラスのようにも思えるが、これは新素材の高強度ポリマーを使用しており、
その特性はスチールフレームに似た乗り味だという。
戦闘機のキャノピー(風防)に使われているトライベックスと言うこの素材、
もしかしたら自転車界を変える可能性があるかもしれないぞ!!!!
通常トライベックスの加工はインジェクション製法で行われ、比較的安価で量産が可能なんだって!!!
またカラーリングや形状などでも色々と可能性がある。
もともとこのポリマーは軍事用に採用されている素材であり、
ポリカーボネートやアクリルに比べて低密度ではあるのだが、
特質すべきインパクト・レジスタンス(耐衝撃性能)と軽量性を持ちあわせている。
また素材そのものが自然物質、科学物質による影響を受けにくく
耐熱性と耐寒性も高く、常に安定した分子構造を示すことから、様々な転用方法が考えられている。
その実験として作られたこの自転車、低価格、高強度、加工しやすい、
果たしてこれが近未来のスタンダードとなるのか?
それともこれは透明性がない今の社会に対するアンチテーゼか?
どちらにしても、
全てを包み隠さず透明であるフレームの未来には期待してしまうよね〜!!!!
RAY VICTOR.