
来週再入荷予定の、KAGEROフレーム。
今回のLEADER BIKEモデルのディテール紹介は、タイムリーなKAGEROを取り上げたいと思います。


LEADER BIKE x Pedal Consumptionとのコラボレーションで生まれたKAGEROフレーム。
まずは、LEADER BIKEの中で特出したその美しいカラー。
左からOceanic BlueとPhantom Pearlという名のカラーですが、絶妙なカラーバランスで、店頭でひと目で虜になるお客様多数。
オンライン通販では実物をお見せできないのが心苦しいですが、代わりに各所のディテールカットをご覧ください。

本来【L】マークが刻印されるヘッドチューブには、PEDAL CONSUMPTIONのロゴデカールが堂々と。
既にPDLウェブサイトは、フラットデザインとWeb業界では言われるシンプルなデザイン変更によりこのロゴは拝めませんが、スタイリッシュな手の込んだロゴがPEDAL CONSUMPTIONのセンスを感じさせてくれます。

前下りのパシュート形状を採用するジオメトリーは、攻撃的で誰もがかっこいいと感じるスタイル。
フロントに伸びるトップチューブにはイエローカラーの【KAGERO】の文字。
他のLEADER BIKEフレームにも言えることですが、このロゴのシンプルさはフレームの形状の良さへの自信の現れ。
余計なものは全てそぎ落とし、特異なフレーム形状とカラーのみでアイデンティティを表現するLEADER BIKEのセンスに皆惹かれるのだと思います。

バックからのカット。
各チューブの太さを微妙に変えることにより、アルミフレームの特徴である「フレームが硬い」フィーリングを絶妙に調整しています。
ましてやKAGEROは7000番台という、アルミの中では一番硬い部類に属する素材を使用しています。
735TRなどの6000番台とはまた違った金属特性があるのですが、そこも考慮し設計がなされています。細部まで極限に考えられて設計されているフレームです。
アルミの番手特性については、また後日。
この写真はブレーキ穴がないですが、日本仕様はブレーキ穴が加工され出荷されますのでご安心ください。

スキッドなどをするピストで負荷がかかりやすい部位のひとつ、フレームエンド。
その部分だけスチールプレートを採用し、サンドイッチ構造でボルトフィニッシュ。
ストリートの事を第一に考えたLEADER BIKEらしく、耐久性は間違いないです。

BB部分。
クランクからの負荷を一手に受け、リアホイールへと無駄なく伝達するためにはこの部分の剛性が欠かせません。
チェーンステイの部分にはクランクの逃げとして凹み処理もなされ、これにより他社クランクとの互換性を向上させたのもKAGEROの改良点のひとつです。
735TRと並び、LEADER BIKEのハイエンドフレームとして君臨するKAGEROフレーム。
お値段もそれなりにしてしまいますが、KAGEROのフィーリングを体感すれば納得してしまいます。
ジオメトリーの違いによるフィーリングはまた次のブログで書くとしますが、とにかくよくできたフレーム。
BROTURESスタッフの何人かも好んでプライベートで乗っています。
そんなKAGERO、入荷間近。予約も受け付けています。
ご注文は、こちらまで。
LEADER BIKE KAGERO Frameset Phantom Pearl ¥92,400
LEADER BIKE KAGERO Frameset Oceanic Blue ¥92,400