SUGINO 75 CRANK
去年より女子競輪が新たに導入され、ますます盛り上がりを見せる、日本が世界に誇るトラックレースの「競輪」
この競輪では"NJS規格"という独自の規格を用いた部品で制作された自転車しか走行出来ないというルールがあります。
そんなNJS規格に準じたクランクを今日はご紹介。
まずお勧めしたいクランクのポイントとしては"PCD144"という規格。
このPCD144とおいう規格は主にチェーンリングを交換する際など、特に気にして欲しい規格です。
PCD144という規格に適合するチェーンリングは当店で取り扱っているsugino禅、FSA track chainringなど、、、
交換する際にバリエーションが多いのは130mmが増えてきたからとはいえ、未だPCD144の方が圧倒的に多いでしょう。
ギア比を常に気にしながら楽しむピストバイクではこの規格が非常に重要になってきます。
チェーンリングをより大きな径に変えるメリットとしては、同じ動力を生み出す際にチェーンリングが大きいほうがチェーン張力が小さくなり伝動効率が向上、更にチェーン、スプロケの摩耗も減るため、圧倒的に有利になるわけです。
そこでコグも大形の物に変えてあげると、よりチェーンの張力が小さくなるのでダイレクトな乗り味に。
ギア比は、「チェーンリングの歯数」÷「コグの歯数」で出るわけで、「チェーンリングを小さくした分コグも小さくすれば同じじゃん!しかも、小さい分軽量!」と思いがちですが、実は単純にそれだけの問題ではないという事です。
上がスキッドポイント、下がギア比になりますので今自分の自転車のギア比が分からない方は一度チェックしてみて下さい。
個人的にはやはり53の18が好きです。
ただ、大きいほうが重いと言うのは事実なので、ギア比とのバランスを考えながら探求していくのも楽しみの1つですね。
伝動効率の他にもう一点、PCD144のクランクをオススメする理由として、ISO規格のBBが使える点です。
見落としがちなBBですが、JIS規格の安いBBとISO規格の高いBBでは、回り方が大きく違います。
乗り味にダイレクトに関わってくる場所だからこそ、拘りたいパーツのBB。
では最後にsugino75をご覧下さい。
SUGINO 75 CRANK ¥22,365
NJS認定のまさにクランクの王様。
「sugino 75 crank」
横浜では両カラー取り揃えていますので、是非とも一度体感してみてください!!
YUSUKE