【お客様の愛車】ハイスペックなロサンゼルスCUSTOM

本日は冷たい風が吹き付けてちょっと自転車には乗りにくい気候でしたが、だいぶ暖かい季節になってきたこともあり自転車を求めにきてくださるお客様も増えてまいりました。

そんな中、当店で以前LEADERをお買い求めいただいたお客様より、バラ完オーダーを承りました。

元々オートバイなどをカスタムしたりしていたお客様のようで、ピストバイクも抜かりないパーツセレクトでハイスペックな一台に仕上がりました。

DOSNOVENTA LOS ANGELS

’’SANTA MONOCA’’ CUSTOM BIKE

スペイン発、クリエイティブなクルーによるカッコいいマーケティングや、インパクトの大きいフレームデザインから瞬く間にピスト業界にてみんなの憧れのブランドとなったDOSNOVENTA。

元々DOSNOVENTAのアルミハイエンドモデルだったHOUSTONの後継モデルとして登場したのがこのロサンゼルスです。

グラデーションのかかったロゴデザインが目を引くロサンゼルスはロゴのカラーリングが3種類用意されており、今回は同モデルがリリースされた時に最も注目を集めた’’SANTA MONICA’’を選んでいただきました。

イタリアの名門チューブメーカーCOLUMBUS社の軽量アルミニウム AIR PLANEチューブにより形成されており

チューブの箇所によって厚みが変えられているトリプルバテッド管によって、軽さを求めつつも必要な強度をしっかりと保っており、程よい硬さで長時間のライドでも疲れにくいフィーリングを備えています。

こちらの車体のカスタムでは、そういったハイパフォーマンスなフレームの特性を存分に活かせるようなハイスペックなパーツを惜しみなく投入。

ストリートでの走行性能はもちろん、このままハンドルを変えればクリテリウムレースでも戦えそうなハイスペックバイクとなりました。

車体の全体像をご紹介させていただいたところで、細かいセッティングを見ていきましょう。

まず目につくのがやっぱりフロントホイールのバトンホイール。

アメリカのHED.社のリリースする3バトンホイールHED. H3をインストールしていただきました。

HED.社は、元々はガレージの一室で独自の空気力学論に基づいてホイール作りを行っていたこじんまりとしたメーカーでしたが、今やツールドフランスなどの世界的なレースでも幾多使用される一大ブランドとなりました。

そんな同社がリリースする3バトンホイール、HED.3シリーズはそのインパクトあるルックスや、高い性能から、ピスト業界でも瞬く間にアイコニックなカスタムアイテムとなりました。

往年のピスト好きであれば懐かしいと感じる方も多いのではないでしょうか。

リアホイールにもHED.社のトラックホイール、STINGER 9を選んでいただきました。

スティンガー9は、その名の通り大迫力な90mmのカーボンディープリムが特徴のホイールで、カーボン素材による軽量さ、高いエアロ性能によってトラックレースなどにも使用されるモデルです。

ディープリムに施されたHEDロゴもインパクト大で非常に目を引きます。

赤いアルマイトのハブが目を引きます。

コグにはオリンピックでも使用されるユーロアジアのゴールドメダルをインストール。

抜群の精度とチェーン離れによって滑らかな走行感を実現。パッと見た時に目立たない部分なのでカスタムを後回しにされがちなコグではありますが、結果的に速さにつながる重要なパーツです。

チェーンもNJS認定されているHKK VERTEXを選んでいただきました。

クランクは惜しまれつつ廃盤となってしまったSRAMのOMNIUM。

廃盤になる直前くらいにご購入していただいたものです。大口径シャフト、高い剛性、壊れにくい構造によってホビーユーザーからプロレーサー、さらに毎日とんでもない距離を走り回るメッセンジャーからも支持されてきた名作クランクです。

そしてそれに合わせたチェーンリングは、最近BROTURESでお取り扱いの決定したDIGIRITのカーボンチェーンリング。

軽量であり、レースなどでの使用にも耐えうる強度、高い耐磨耗性能によりプロレーサーへの供給も始まり、今後どんどん注目されていくアイテムとなるでしょう。

ペダルにはMKSのALLWAYS。広い踏み面と、アルミ素材による壊れにくさ、滑らかな回転性能により、BROTURESではペダルの交換を検討されている方には必ずオススメしているアイテムとなっています。

自転車の心臓部分と言えるボトムブラケット、なかなか目につかない部分ではありますがここも抜かりないチョイス。

PhilwoodのアウトボードBBをインストール。

フィルウッドの製品は全て一生メンテナンスフリーで使えることを想定とした耐久性を持っており、中でもBBはフィルウッド社の社長がハブと同等に品質管理に注力しているパーツとして、他の製品と比べて群を抜いて高い品質となっています。

パープルのアルマイトカラーが、普段は目を引かないBBを注目を集める部分へと変えてくれています。

続いてハンドル周りに注目してみましょう。

ハンドルにはTHOMSON TRIAL BAR、ステムにはTHOMSON X4をインストール。

ハンドルはローライズかつワイドな近年の主流になりつつあるシルエットが落とし込まれた製品となっており

品質に関しても、航空機産業を手がけるTHOMSONらしいクオリティの高いものとなっています。

アルミニウム製なのでガンガン使っちゃっても割れたりしない、デイリーユースにも適した逸品です。

CULTとVANSがコラボしたワッフルグリップとの相性もバッチリです。

ブレーキに目を向けてみましょう。

一つのブレーキレバーで前後のブレーキキキャリパーを同時に操作できるDURCUS ONE ダブルブレーキケーブルセットをインストールしていただきました。

こちらの製品に関しては、先日のブログ【安全性もルックスも犠牲にしない】(←クリックでリンク先にアクセス)にて詳しく解説しておりますので、気になったお客様は是非チェックしてみてください。

よーく見てみると、ブレーキアウターもちょっとこだわりが。

BYCRUICEのメッシュ地のブレーキアウターをインストール。

一見普通の黒いブレーキアウターですが、さりげないドレスアップアイテムとして、愛車のディテールを高めてくれるアイテムです。

シートポストには、ハンドル・ステムと同じTHOMSONのELITE。

これもBROTURESのブログには何度も登場しているアイテムですが、僕らがそれだけ推す理由は手にとっていただければ分かります。

質感が高くて壊れない、一生モノのパーツの一つです。

サドルはセライタリアの名作、FLITEをチョイス。

過去にリリースされていたフライトのシルエットを再現した復刻版として高い人気を誇ります。

座り心地、シルエット、軽量製などにも優れた逸品です。

おざなりにされがちなブレーキキャリパーですが、やっぱりつけるならカッコいいものを選びたい。

TRPのCNCキャリパーをチョイスしていただきました。

剛性が高く、一般的な鋳造により作られるブレーキキャリパーと比べて抜群の質感はやっぱり満足感高いですよね。

ブレーキにお悩みの方はコレを選んでみてはいかがでしょうか。

自分だけの一台が欲しい!というお客様には、バラ完オーダーがオススメです。

自分のお気に入りのフレーム、ホイール、パーツetc...を選んでいただいて、それらのパーツで当店のメカニックがバッチリ組み上げます。

バラ完の工賃は、税別¥20,000-で承っております。

やっぱり自分が選んだ好きなパーツで組み上がった自転車というのは、完成車をぽんと買うよりも満足感も所有欲も断然に高いです。

用途やご予算を相談していただければ、それらに見合ったカスタムを提案させていただきます。

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