長く待つことの楽しさ。

こんにちは、鳥山です。 先日あのハンドメイドフレームをご納車させていただきました。 オーダーから納車までにかかった期間は約７ヶ月。実に半年以上になります。自転車の納期にしては長く感じると思いますが、このフレームにはそれだけの価値がある。 ブランドはNo.22。モデル名はLITTLE WING。 オーダーメイドかつハンドメイドによるフルチタンフレームになります。 見た瞬間に感じる他とは違う雰囲気。ただならぬ存在感を漂わすフレーム。フルーオーダーという簡単には手を出せないところがまた好き者の心をくすぐりますよね。

今回の方はまずフレームをオーダーし、フレームが出来上がるまでの間にじっくりとパーツ選定を行ってきました。なんども店頭で話し合われておりました。その時間がまた楽しかったりして。 No.22のハッシュタグをインスタで見まくっていろんな人のカスタムを探ったり人と被らない差し色選びを考えたり、そうしていると意外とすぐに時間が立っていったりしますよね。

結果、この上ないぐらいの仕上がりになったと思います。 こっからいじるところが思い当たらない、組んだ時点で完成形となっている。そんな感じ。

コンポーネントはSRAM系でまとめられました。 OMNIUMクランクから始まり、FORCEブレーキキャリパー、S900ブラケットレバー。コストに対するパフォーマンスが優秀すぎるSRAMは僕も大好きです。ていうかこのカスタム全てが僕の好み全開なんですけどね。。。笑もはやこのまんまのカスタムで組みたいとすら思うレベルです。

クランクのOBBには発色最強のPHILWOODでアップグレード。 差し色のパープルがさりげなく輝いていてイケてる。ホイールに使ったハブもPHILWOODとなっているのでブランドの統一感もある。前後ローフランジってところが主張しすぎずでいい感じです。

ZIPPもSRAM傘下のブランドになります。 ハンドル、ステム共に最高ラインのSLをチョイス。カーボン製となっております。 このステムの12°という角度がほんと絶妙なアングル。 下がりすぎず、だけど前にグンッと伸びるちょうどいい角度。この角度ってあんまり無いんです。

今回のフレームオーダーのこだわりポイントでもあるフォークアップチャージ。 ENVEのフルカーボンフォークを使うためですが実はもう一つの理由があります。それはヘッドセットの精度を上げるため。 CHRIS KINGのインセットはCHRIS KINGがもっとも自信を持っている規格。 フレームの精度に関わらずヘッドセットが100%で機能する規格なので CRIS KINGの本気が見れるといっても過言ではないかもしれない。

チェーンリング、コグは合わせてDIGIRITにされました。 この組み合わせはほんと静かですよね。2020年本当にいろんな方がDIGIRITに変えたと思います。ギアカスタムの新常識となったDIGIRITをぜひ皆に体感していただきたい。

いかがでしたでしょうか。 最高の一言でブログが終了できるレベルの1台だと思います。 また乗った感想聞かせてくださいね。 今回オーダー頂いたNo.22のフレームに関することは以前YOUTUBE LIVEで話させて頂きました。そのハイライトをYOUTUBEに残しておりますので、そちらもチェックしてくださいね。かなり詳しく話しているのでオーダーしたい人にはいい内容だと思います。